ニュース 2014.08.24. 16:45

大阪桐蔭が打撃戦制し2年ぶりの決勝進出!! 西谷監督「バットマンの心に火がついた」

○ 大阪桐蔭 15 - 9 敦賀気比 ●
<8月24日・96回全国高校野球選手権大会準決勝>

 両チーム合わせて27安打、24得点の打撃戦は、3本塁打を含む今大会チーム最多の15得点を奪った大阪桐蔭に軍配。春夏連覇を果たした2012年以来、2年ぶりの決勝進出を果たし、明日の13時から三重と戦うことが決まった。

 大阪桐蔭は初回に5点の先制を許したが、その裏、中村の先頭打者本塁打で1点を返すと、一死二、三塁から5番森の2点適時二塁打で、2点差とする。続く2回は二死一塁から2番峯本が2ランを放ち同点。再び1点を勝ち越された4回にも、2死三塁から峯本の中前適時打で同点。さらに4番正随の2点適時三塁打、続く森の2ランで10-6と一気に敦賀気比(長野)を突き放した。

 その後も攻撃の手を緩めない大阪桐蔭打線は12安打で15得点。大阪桐蔭の西谷監督は「1回に5点は痛かった。選手がベンチに帰ってきて何を話そうかと思ったが、選手たちは落ち着いていて『いける、いける』という声が飛びかっていた。5点取られたことで、目覚めたというか、バットマンの心に火がついた」と自慢の強力打線を讃えた。

 明日の決勝に向けては「日本一に挑戦できる喜びを心に持って、全部員、アルプスも応援してくれているので、全て出し切りたいと思います」と気を引き締めた。

 一方の敦賀気比は、初回に6番御簗の満塁本塁打などで5点を先制。同点に追いつかれた3回にも御簗の二打席連続本塁打で再び同点に追いつくも、投手陣が大阪桐蔭打線の勢いを止められず、福井県勢初の決勝進出を逃がした。
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