まさかの「8バン」も「マイナスを背負った」
東京ドームで行われているソフトバンク-ロッテの12回戦は、年に一度の「鷹の祭典2016 in TOKYO」。試合前の始球式には「タカガールアンバサダー」に就任した西内まりやさんが登場した。
昨年、福岡の方で一度始球式を務めた際には「ワンバン投球」に終わり、今回はリベンジのマウンド。
午後に行われた会見では「今年は大丈夫です!(キャッチャーを)超えちゃうんじゃないかな?」と余裕を見せていたが、思い切り腕を振りぬいた瞬間にまさかの“ズッコケ”……。地を這うようなボールは左打席よりも一塁側に逸れ、西内さんは恥ずかしそうにグラブで顔を覆った。
投球を終えた西内さんは、報道陣の「崩れ落ちるさまが素晴らしかった。ナイスピッチング!」の言葉に笑いながら「ありがとうございます!」と元気良く回答。しかし、「もう吹っ切れました」と言い放った目はすこし潤んでいた。
「8バン…くらいですかね?」「やっぱりそれだけの重みを背負っているんだなぁと...。思いは行ってたんですけどね...」と悔しさをにじませ、「こんなダメダメなアンバサダーだけど、しっかり応援します」と申し訳なさそうに続ける。
ただし、「ソフトバンクは大丈夫ですかね?」と問いかけには迷いなく「大丈夫です!!」。「私が失敗して、マイナスパワーを背負ったのでホークスは上がるのみ!そう信じて誰よりも声を張って応援します」と前向きな宣言。
最後に「こんな情けないアンバサダーですけど、気合いはすごくあるので、タカガールの先頭に立って応援を一生懸命頑張って、みなさんでホークスを盛り上げていきましょう!」と締めくくった。