ファンが選んだ先週のMVPは?
ベースボールキングでは、今シーズンから「週間MVP」をユーザーの皆様の投票によって決定。今回が13回目の選出となる。
投票は、各球団から候補者を1名ずつ選出。その中から活躍したと思う選手に「1位」~「3位」まで順位付けをしてもらう形で投票をしてもらい、1位が5ポイント、2位は3ポイント、3位は1ポイントで集計。合計獲得ポイントの多かった選手が「週間MVP」となる。
第13回は、6月27日(月)から7月3日(日)までが対象の期間。この1週間で活躍を見せ、ファンからの支持を最も集めた「第13回・週間MVP」は誰だったのか。投票結果は以下の通り。
【投票結果】
(※回答数:197、獲得ポイントは1位=5ポイント・2位=3ポイント・3位=1ポイントで集計)
<パ・リーグ>
1位 840ポイント 大谷翔平(日本ハム)
2位 350ポイント 石川歩(ロッテ)
3位 224ポイント 内川聖一(ソフトバンク)
<セ・リーグ>
1位 751ポイント 山田哲人(ヤクルト)
2位 400ポイント 新井貴浩(広島)
3位 323ポイント 福田永将(中日)
二刀流・大谷が4度目の週間MVP
二刀流の大谷翔平(日本ハム)が、4度目の週間MVPに輝いた。
先週の最大のハイライトは、ヤフオクドームで行われた7月3日のソフトバンク戦だろう。NPBの投手では1971年の外山義明(当時ヤクルト)以来、「1番・投手」で先発出場。プレイボール直後の第1打席、中田賢一が投じた初球の変化球をフルスイング。打球は右中間スタンドに飛び込む先頭打者本塁打となった。この本塁打で、2年ぶりの二ケタ本塁打を達成している。
投げては、毎回のように走者を背負ったが、粘りの投球でソフトバンク打線を8回無失点に抑え、自身7連勝で8勝目を手にした。これで、連続無失点は30イニングに伸びた。
投打にわたる活躍に「ダントツですごい!」、「文句なしのMVPだと思う」、「もう言葉がない」と称賛するファンが多かった。
セは山田が2度目の受賞
セ・リーグは751ポイントを集めたヤクルトの山田哲人が、2度目の週間MVPを受賞した。
山田は現在、打率(.344)、本塁打(28本)、打点(68打点)、安打(100安打)盗塁(17盗塁)、出塁率(.458)などあらゆる部門でリーグトップの成績を残す。
先週は、秋田で行われた巨人との2連戦で魅せた。2日の試合では1-1で迎えた8回に打席が回ってくると、2番手の宮国椋丞からレフトスタンドに突き刺す値千金の勝ち越しソロを放った。翌日も1点を追う7回無死一塁の打席で、セットアッパーのマシソンが投じたストレートをレフトスタンドに叩き込む逆転2ラン。この本塁打で山田は、通算100号まで残り1本とした。
なお、2位には2試合連続本塁打を放つ活躍を見せた広島の新井貴浩、3位には3日の阪神戦で自身初となる満塁弾を記録した中日の福田永将が選出されている。
【今週の候補者一覧】
▼ パ・リーグ
内川聖一(ソフトバンク)
大谷翔平(日本ハム)
石川歩(ロッテ)
渡辺直人(西武)
糸井嘉男(オリックス)
銀次(楽天)
▼ セ・リーグ
山田哲人(ヤクルト)
実松一成(巨人)
メッセンジャー(阪神)
新井貴浩(広島)
福田永将(中日)
筒香嘉智(DeNA)
▼ その他(※候補外もファンが名前を挙げた選手)
パ:有原航平(日本ハム)、陽岱鋼(日本ハム)、田村龍弘(ロッテ)
セ:野村祐輔(広島)、久保康友(DeNA)、宮崎敏郎(DeNA)
▼ 第1回から週間MVP受賞者
パ
第1回:デスパイネ(ロッテ)
第2回:大谷翔平(日本ハム)
第3回:細谷圭(ロッテ)
第4回:中田翔(日本ハム)
第5回:メヒア(西武)
第6回:牧田和久(西武)
第7回:サファテ(ソフトバンク)
第8回:茂木栄五郎(楽天)
第9回:大谷翔平(日本ハム)
第10回:大谷翔平(日本ハム)
第11回:中田翔(日本ハム)
第12回:城所龍磨(ソフトバンク)
第13回:大谷翔平(日本ハム)
セ
第1回:ビシエド(中日)
第2回:立岡宗一郎(巨人)
第3回:ロペス(DeNA)
第4回:ビシエド(中日)
第5回:ビシエド(中日)
第6回:山田哲人(ヤクルト)
第7回:今永昇太(DeNA)
第8回:坂本勇人(巨人)
第9回:原口文仁(阪神)
第10回:岩貞祐太(阪神)
第11回:筒香嘉智(DeNA)
第12回:山口俊(DeNA)
第13回:山田哲人(ヤクルト)