ニュース 2016.07.12. 20:40

【日米大学野球】プロ注目・桜美林大の佐々木が7回12Kの快投!日本が白星発進

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初戦の先発という大役を見事に務め上げた桜美林大・佐々木
【第40回 日米大学野球選手権大会】
日本 2 - 1 アメリカ
<第1戦 新潟>

 大学野球の日米対抗戦「日米大学野球選手権大会」が日本で開幕。HARD OFF ECOスタジアム新潟で行われた初戦は、日本が2-1で勝利を収めた。

 重要な初戦、先発マウンドを託されたのは佐々木千隼(桜美林大)。最速152キロ右腕としてプロから注目を浴びる男は、将来のメジャー候補たちを相手に圧巻の投球を披露する。

 立ち上がり、いきなり2つの三振を奪って三者凡退の好スタートを切りながら、2回に4番のマクケイに安打を浴びると、8番のリベラにタイムリーを浴びて失点。1点を失ってしまう。

 それでも、3回に相手の上位打線を三者連続三振に斬って取ると、4回も2つ、5回も1つと三振を重ね、7回も3奪三振。計12個の三振を奪う快投で、アメリカ打線を3安打・1点に抑えた。

 打線は5回、それまで苦しめられたアメリカ先発のホウクから、吉川尚輝(中京学院大)が内野安打を放ってチーム初安打。すると北村拓己も内野安打で続き、さらに京田陽太(日本大)が死球を受けて一死満塁のチャンスを作る。

 ここで佐々木をリードしてきた森川大樹(法政大)がライトへ弾き返すタイムリーを放ち、一気に二者が生還。最初のチャンスをモノにし、2-1と試合をひっくり返した。

 佐々木は結局7回まで投げ、球数は105。打者26人に対して3安打、2四球の12奪三振で1失点。その後、8回は斉藤大将(明治大)、9回は田村伊知郎(立教大)と繋いで1点のリードを守りぬき、2-1で日本が逆転勝ち。幸先良く初戦を取った。

 第2戦はあす、同じく新潟で18時に開始。勢いのままに連勝スタートとなるか。大学ジャパンの戦いから目が離せない。


▼ 日米大学野球選手権大会
第1戦[7月12日] 日本 2 - 1 アメリカ(新潟)
第2戦[7月13日] 日本 - アメリカ(新潟)
第3戦[7月15日] 日本 - アメリカ(神宮)
第4戦[7月16日] 日本 - アメリカ(静岡)
第5戦[7月17日] 日本 - アメリカ(静岡)
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