イチローのプレーが“前半戦の象徴”のひとつに
「オールスターゲーム」も終わり、いよいよ後半戦の戦いへと移っていくアメリカ・メジャーリーグ。
そんな中、MLB公式サイト『MLB.com』では、今季の前半戦を振り返って印象に残ったプレーを『投手』、野手の『打撃』・『守備』と『奇妙なプレー』部門でそれぞれノミネート。「前半戦のベストプレーはどれ?」と題してファンからの投票を募っている。
その中の『打撃』部門にて、イチローの日米通算4257安打目のシーンがノミネートされた。
現地時間6月15日、敵地でのパドレス戦で2安打を放ち、日米通算安打を4257本としたイチロー。ピート・ローズが持つメジャー記録4256本を超えた。
しかし、“日米通算”での記録であることが議論を呼び、最終的にはイチローの記録がギネスに認定され、「世界記録」とすることで決着がついている。
様々な意見はあったものの、キャリアでこれだけの数字を残したその功績は誰もが認めている。そんなこともあって、イチローの“4257本目”は前半戦を象徴するプレーのひとつとしてノミネートを受けたのだった。
後半戦は「3000安打」に期待!
ちなみに、イチローの「4257安打」は32%の得票を集めて全体の2位。1位にはメッツのベテラン選手バートロ・コローンの「キャリア初本塁打」が58%の得票を集めて強さを発揮している。
その他の選択肢は、ブライス・ハーパー(ナショナルズ)の「通算100本塁打」が7%で3番目、新人トレバー・ストーリーの「プロ初本塁打」は3%で人気薄となっている。
これを押さえれば、メジャーの2016年が分かる……? 前半戦の振り返りを楽しむとともに、イチローの勇姿をもう一度見てから投票する、というのはいかがだろうか。