「集中力を持って、気持ちを新たに頑張ろう」。
試合前、円陣の真ん中に立った主将・栗山巧はこう話した。その想いが通じたのか、秋山翔吾の2打席連続本塁打を含む10安打で6得点、投げては先発のエース・岸孝之が5安打1失点と力投。投打が噛み合った西武が後半戦初戦を白星で飾った。
気持ちで勝った…。まさしく、そんな試合だった。
前半戦を5位で折り返した西武。なかなか勝てない試合が続く中、ベンチは暗くなりがちだった。そんな雰囲気を「自分たちで変えなくてはいけないと思っていた」(秋山)。
本塁打を打った後、珍しくベンチで表情を大きく崩して喜んだ秋山。試合後、「雰囲気で打たせてもらうヒットとか繋がりっていうのがある。ベンチに活気がある方が相手も勢いを感じると思いますし、打った時はみんなで喜ぶというのは必要」と語った。
先発・岸の気持ちもひとしおだった。「何とか勝ちたかった」と話すエースは、自ら首脳陣に9回のマウンドに上がることを直訴。この時、球数は116球に達していた。
そこに、ライオンズファンの気持ちも加わった。この日は「ライオンズフェスティバルズ2016」の初日。西武プリンスドームに駆けつけた今季最多となる3万2853人のファンも選手と同じく、「エメラルドユニフォーム」を着用し、選手と一丸になって戦った。選手たちを鼓舞するように、終始「絶対勝つぞ!ライオンズ!」というコールがドームにこだました。
みんなでつかんだ勝利。試合後、ベンチを後にする選手の顔は晴れ晴れとしていた。
ただ、この1勝で喜んではいられない。首位のソフトバンクとは21ゲーム、クライマックスシリーズ出場圏内である3位のロッテまでも11ゲーム差の5位。現実は非常に厳しい。上位追撃へはここから一歩一歩、着実に白星を重ねていくしいかない。
指揮官の言葉を借りるなら「大事なのはあしたから」。さあ、ここから反撃開始だ。
試合前、円陣の真ん中に立った主将・栗山巧はこう話した。その想いが通じたのか、秋山翔吾の2打席連続本塁打を含む10安打で6得点、投げては先発のエース・岸孝之が5安打1失点と力投。投打が噛み合った西武が後半戦初戦を白星で飾った。
気持ちで勝った…。まさしく、そんな試合だった。
前半戦を5位で折り返した西武。なかなか勝てない試合が続く中、ベンチは暗くなりがちだった。そんな雰囲気を「自分たちで変えなくてはいけないと思っていた」(秋山)。
本塁打を打った後、珍しくベンチで表情を大きく崩して喜んだ秋山。試合後、「雰囲気で打たせてもらうヒットとか繋がりっていうのがある。ベンチに活気がある方が相手も勢いを感じると思いますし、打った時はみんなで喜ぶというのは必要」と語った。
先発・岸の気持ちもひとしおだった。「何とか勝ちたかった」と話すエースは、自ら首脳陣に9回のマウンドに上がることを直訴。この時、球数は116球に達していた。
そこに、ライオンズファンの気持ちも加わった。この日は「ライオンズフェスティバルズ2016」の初日。西武プリンスドームに駆けつけた今季最多となる3万2853人のファンも選手と同じく、「エメラルドユニフォーム」を着用し、選手と一丸になって戦った。選手たちを鼓舞するように、終始「絶対勝つぞ!ライオンズ!」というコールがドームにこだました。
みんなでつかんだ勝利。試合後、ベンチを後にする選手の顔は晴れ晴れとしていた。
ただ、この1勝で喜んではいられない。首位のソフトバンクとは21ゲーム、クライマックスシリーズ出場圏内である3位のロッテまでも11ゲーム差の5位。現実は非常に厳しい。上位追撃へはここから一歩一歩、着実に白星を重ねていくしいかない。
指揮官の言葉を借りるなら「大事なのはあしたから」。さあ、ここから反撃開始だ。