アルバート・プホルス。ア・リーグのロサンゼルス・エンゼルスに所属する右投右打の一塁手だ。
2001年にカージナルスでメジャーデビューを果たしたプホルスが、日本でも名前を知られるようになったのは、同年にイチローがメジャーデビューしたことが大きな理由だった。ア・リーグのイチロー、ナ・リーグのプホルス。タイプはまったく違う両選手だが、それから2010年までの10年間、連続記録を打ち立て、何かと話題になった。イチローはデビュー年から10年連続で200安打を達成し、プホルスは同じくデビュー年から10年連続で、3割30本塁打100打点をマーク。イチローと並んで、メジャー最高のバッターの一人と言われる。
【2001年から2010年までのプホルスとイチローの打撃成績】
・プホルス
01年:率.329 本37 点130
02年:率.314 本34 点127
03年:率.359 本43 点124
04年:率.331 本46 点123
05年:率.330 本41 点117
06年:率.331 本49 点137
07年:率.327 本32 点103
08年:率.357 本37 点116
09年:率.327 本47 点135
10年:率.312 本42 点118
※首位打者(03年)
本塁打王(09年、10年)
打点王(10年)
・イチロー
01年:率.350 安打242
02年:率.321 安打208
03年:率.312 安打212
04年:率.372 安打262
05年:率.303 安打206
06年:率.322 安打224
07年:率.351 安打238
08年:率.310 安打213
09年:率.352 安打225
10年:率.315 安打214
※首位打者(01年、04年)
最多安打(01年、04年、06年、07年、08年、09年、10年)
2人の連続記録はメジャー記録になる。プホルスは06年に137打点、08年に打率.357をマークするもタイトルを獲得することができなかった。そこに、メジャーのレベルの高さを痛感する。
その後、プホルスは、12年にエンゼルスへ移籍する。左腕の骨折など負傷の影響で、成績を伸ばせていない。特に移籍2年目の13年は、自己最低の17本塁打に終わり、99試合の出場にとどまった。昨年は5年ぶりに40本塁打を放ち、復活の兆しを見せたが、今季は、打率.252、19本塁打と物足りない。それでも、72打点はリーグ3位を記録しているところはさすがだ。
勝負強く、ここで一本というチームの期待には応えている。通算本塁打は579本。現役選手ではアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)の696本塁打に次ぐ第2位。ロドリゲスが40歳で、プホルスが36歳と4歳も若い。あと5~6年、30本以上の本塁打を量産できれば、メジャー通算最多本塁打762本(バリー・ボンズ)を塗り替える可能性も考えられる。
※記録は現地時間7月22日
2001年にカージナルスでメジャーデビューを果たしたプホルスが、日本でも名前を知られるようになったのは、同年にイチローがメジャーデビューしたことが大きな理由だった。ア・リーグのイチロー、ナ・リーグのプホルス。タイプはまったく違う両選手だが、それから2010年までの10年間、連続記録を打ち立て、何かと話題になった。イチローはデビュー年から10年連続で200安打を達成し、プホルスは同じくデビュー年から10年連続で、3割30本塁打100打点をマーク。イチローと並んで、メジャー最高のバッターの一人と言われる。
【2001年から2010年までのプホルスとイチローの打撃成績】
02年:率.314 本34 点127
03年:率.359 本43 点124
04年:率.331 本46 点123
05年:率.330 本41 点117
06年:率.331 本49 点137
07年:率.327 本32 点103
08年:率.357 本37 点116
09年:率.327 本47 点135
10年:率.312 本42 点118
※首位打者(03年)
本塁打王(09年、10年)
打点王(10年)
・イチロー
01年:率.350 安打242
02年:率.321 安打208
03年:率.312 安打212
04年:率.372 安打262
05年:率.303 安打206
06年:率.322 安打224
07年:率.351 安打238
08年:率.310 安打213
09年:率.352 安打225
10年:率.315 安打214
※首位打者(01年、04年)
最多安打(01年、04年、06年、07年、08年、09年、10年)
2人の連続記録はメジャー記録になる。プホルスは06年に137打点、08年に打率.357をマークするもタイトルを獲得することができなかった。そこに、メジャーのレベルの高さを痛感する。
その後、プホルスは、12年にエンゼルスへ移籍する。左腕の骨折など負傷の影響で、成績を伸ばせていない。特に移籍2年目の13年は、自己最低の17本塁打に終わり、99試合の出場にとどまった。昨年は5年ぶりに40本塁打を放ち、復活の兆しを見せたが、今季は、打率.252、19本塁打と物足りない。それでも、72打点はリーグ3位を記録しているところはさすがだ。
勝負強く、ここで一本というチームの期待には応えている。通算本塁打は579本。現役選手ではアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)の696本塁打に次ぐ第2位。ロドリゲスが40歳で、プホルスが36歳と4歳も若い。あと5~6年、30本以上の本塁打を量産できれば、メジャー通算最多本塁打762本(バリー・ボンズ)を塗り替える可能性も考えられる。
※記録は現地時間7月22日