ニュース 2016.08.07. 18:44

盛岡大付が打撃戦を制し2回戦へ 決勝弾の菅原「まさかホームランになるとは…」

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大会1日目・第3試合の試合結果
第98回 高校野球選手権大会
九州国際大付 6 - 8 盛岡大付
<1回戦 8月7日>

「第98回 全国高校野球選手権大会」が7日に開幕。大会1日目の第3試合に登場した盛岡大付は8-6で勝利し、2回戦へ駒を進めた。

 序盤から点の取り合いとなった。盛岡大付は初回、一死走者なしから2番の菅原優輝(3年)、3番の植田拓(2年)の連続二塁打で二、三塁の好機を作ると、二死後、5番の伊藤勇貴(3年)のヒットで二者が生還し先制する。

 その裏、先発の坪田伸祐(3年)がピリッとしない。二死二塁から4番の渡辺勝太(3年)にタイムリーを浴びると、続く安永元也(3年)に2ランを浴び逆転を許す。

 1点を追う3回、盛岡大付は二死一塁から塩谷洋樹(3年)のタイムリーで同点に追いつく。しかし、その裏、坪田が1点を失い再び追う展開となった。

 それでも4回、先頭の小原大河(3年)のソロで、すぐさま同点に追いつくと、6回に野坂省(3年)がセンターオーバーのタイムリーで勝ち越し。

 1点のリードを4回から坪田の後を受けてマウンドに上がった三浦瑞樹(2年)が、4回に四球で走者を出したものの、5回と6回は三者凡退に抑え、試合の流れを渡さない。7回も、先頭打者を打ち取り簡単に一死とした。だが、続く打者に四球を与えると、二死二塁からタイムリーを打たれ、再び同点とされる。

 試合は、8回に両チーム1点ずつ取り合い迎えた9回、菅原がレフトスタンドに突き刺す一発、伊藤のタイムリーで2点のリードを奪う。この2点をなんとか守り抜き盛岡大付が、打撃戦を制した。

 盛岡大付属は2回戦、大会7日目の第3試合、創志学園(岡山)と対戦する。

【試合後のインタビューと談話】
菅原優輝
「(9回のホームランの場面は)何がなんでも塁に出るとバスターでいって、まさかホームランになるとは思わなかった。入ってよかったです。出塁することを優先して打ちました」
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