ニュース 2016.08.07. 13:05

鳴門の主将・手束が豪快な一発 3年ぶりに初戦突破!

無断転載禁止
大会1日目・第1試合の試合結果
第98回 高校野球選手権大会
鳴門 3 - 2 佐久長聖
<1回戦 8月7日>

「第98回 全国高校野球選手権大会」が7日に開幕した。開会式直後の第1試合に登場した徳島代表の鳴門が3-2で勝利し、2回戦に進出を決めた。

 5年連続で夏の甲子園出場となった鳴門は、昨年夏の経験者が多く残る。初回、先頭の日野洸太郎(3年)が四球で出塁すると、続く鎌田航平(3年)が送り、得点圏に走者を進める。二死後、4番の主将・手束海斗(3年)が、レフトスタンドに飛び込む大会第1号となる2ランで先制する。

 続く2回は一死後、武石蓮(2年)の四球、日野のライト前ヒットで一、三塁とすると、前の打席送りバントを決めた鎌田がセンター前にタイムリーヒットを放ち、3点目を挙げた。

 3点のリードをもらった先発の河野竜生(3年)は、5回に二死走者なしから連打で1点を返される。7回には一死二塁から元山飛優(3年)にタイムリーを浴び1点差に迫られたが、なんとかこのリードを守り抜いた。

 第95回大会以来の初戦突破した鳴門の2回戦は、大会7日目の第4試合に決まった。

【試合後のインタビューと談話】
森脇稔監督
「当初から苦しいゲームになると思っていた。初回に手束の2ランがチームの流れを呼び込んだ。エースが投げて、4番が打つ。軸がしっかりしていたのが、勝利の要因だと思います」

河野竜生
「この2年苦しい思いをしたので、嬉しいです。開幕ゲームで多くの観客がいる中で投げられたのは幸せでした。持ち味である打たせて取る投球ができたのがよかった。完投できたことが自信になりました」
ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西