ニュース 2016.08.08. 16:30

夏初出場の高川学園、甲子園初勝利ならず…

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【夏の甲子園】大会2日目・第3試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
高川学園 1 - 5 履正社
<1回戦 8月8日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は、8日に大会2日目を迎えた。第3試合では、夏初出場の高川学園(山口)が優勝候補の呼び声高い履正社(大阪)と対戦。1-5で敗れ、甲子園初勝利はならなかった。

 夏は初出場、春を含めても多々良学園時代の1984年以来で32年ぶりの甲子園出場となる高川学園。久々の聖地で選手たちは奮闘した。

 先発の山野太一(3年)は2回、履正社の強力打線につかまり、1イニングに5本の安打を浴びて4失点。4点を追う展開となってしまう。

 それでも、途中から緩いカーブを有効活用し、3回以降は強力打線を相手に快投を披露。エースの力投に打線も応え、6回のチャンスに3番・相田聖人がタイムリー。大阪大会4試合・29イニングでわずか1失点という相手エース・寺島成輝(3年)から1点をもぎ取る。

 しかし、反撃もその1点まで。屈指の好左腕を前に放った安打はわずかに2本。外野に飛んだ打球は3つと封じ込まれ、11個の三振を喫した。

 強豪を相手に食らいついたものの、最後は力の差を見せつけられた高川学園。甲子園初勝利は来年以降へお預けとなった。


▼ 高川学園・藤村竜二監督
「(相手先発・寺島について)ボールを前に飛ばせなかった」
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