智弁学園が連覇へ好スタート
夏の甲子園は7日に大会第1日目を迎え、1回戦の3試合が開催。鳴門(徳島)、智弁学園(奈良)、盛岡大付(岩手)の3校が初戦を突破した。
▼ 1日目・第1試合
鳴|210 000 00X|3
開幕戦は徳島代表の鳴門が制す。初回に4番の手束の2ランで先制すると、2回には鎌田のタイムリーでリードを広げる。このリードを先発・河野が守り切り勝利。長野代表の佐久長聖は、終盤に粘りを見せるもあと一本が出なかった。
▼ 1日目・第2試合
● 出雲(島根) 1 - 6 智弁学園(奈良) ○
智|201 001 020|6
出|001 000 000|1
史上8校目の春夏連覇を目指す奈良代表の智弁学園は、初回に太田の2ランで先制すると、その後も得点を重ね13安打で6得点を奪った。先発したエース・村上は、9回1失点に抑えた。一方春夏通じて甲子園初出場となった島根代表の出雲は、甲子園初勝利を飾ることができなかった。
▼ 1日目・第3試合
● 九州国際大付(福岡) 6 - 8 盛岡大付(岩手) ○
盛|201 101 012|8
九|301 000 110|6
岩手代表の盛岡大付が打撃戦を制し2回戦へ駒を進めた。同点で迎えた9回に菅原のソロ、伊藤のタイムリーで2点を勝ち越した。対する九州国際大付は粘りを見せるも、反撃が及ばなかった。