セ・パ両リーグは9日、7月の「スカパー！サヨナラ賞」を発表した。

　セ・リーグは7月22日、横浜スタジアムで行われた巨人戦で、2－2で迎えた延長12回に、一死走者なしからライトへサヨナラ本塁打を放った筒香嘉智（DeNA）が初受賞。筒香は「このようなすばらしい賞をいただくことができ、本当に嬉しいです。僕たち選手は、グランドにいてもファンの声援がすごく大きなものに感じますし、そのおかげで頑張ることが出来ます。これからもファンの方に恩返しできるようにプレーしたいと思います」とコメントした。

　パ・リーグは7月10日のロッテ戦で、5－5の延長12回にサヨナラ本塁打を放ったレアード（日本ハム）が、6月度に続き2カ月連続3度目の受賞。3度目の受賞は、パ・リーグ最多で、2カ月連続受賞は初となる。レアードは「再びこの賞を受賞することができ、とても光栄に思います。ファンのみなさんの前でプレーすることが一番の楽しみですし、あの場面に自分の打席がまわってきて、結果を出せて良かったです。あのホームランは打席に入る前から、打てる予感がしていました。サヨナラホームランという形でチームを連勝に導くことができて、嬉しく思います」と喜んだ。

　なお、受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られる。