8月に入り、移籍2年目の中島宏之(オリックス)が打撃好調だ。
中島といえば、昨季オリックスの大型補強の目玉の1人として、3年ぶりに日本球界に復帰。西武時代に見せたバッティングが期待されたが、昨季は117試合に出場して、打率.240、10本塁打、46打点と寂しい結果に終わった。
昨季は主に一塁でプレーしたが、春季キャンプ直前に正遊撃手の安達了一が潰瘍性大腸炎で離脱したため、キャンプから遊撃の守備練習を再開。3月25日の西武との開幕戦では「6番・遊撃」で出場した。開幕から4戦連続で遊撃手としてスタメン出場を続け、打撃でも開幕2戦目に2安打2打点の活躍を見せた。本職の遊撃で復活かと思われたが、3月30日以降は指名打者、三塁での出場が続いている。
また打撃も、開幕直後こそ3割を超える打率を記録していたが、その後は調子を落とす。故障や不調などで、一、二軍を行き来し、2年目も前半戦は今ひとつだった。
しかし、7月30日に再昇格して以降、打撃好調だ。13日の古巣・西武戦で2安打4打点の活躍を見せるなど、現在7試合連続安打中。さらに、再昇格してから無安打に終わった試合が、8月5日のロッテ戦のみ。再昇格後の打率は.385(39-15)と高い数字を残している。
特に際立っているのが、ストレートの打率だ。
7月30日以前
打率.286(70-20)本2 点7
7月30日以降
打率.706(17-12) 本1 点9
昇格前も打率.286を記録していたが、昇格後は驚異の打率7割超え。13日西武戦、1-1で迎えた6回、二死満塁から西武・十亀剣からフェンス直撃の走者一掃の二塁打を放ったが、打った球種はストレートだった。
ちなみに成績不振に終わった昨季はストレートの打率が.245だったが、西武時代の12年が打率.316、11年が打率.321、10年が打率.357としっかりストレートを弾き返していた。10年と12年はシーズンの打率も3割を超えており、ストレートを打ち返すことが成績を残すためにもカギになってきそうだ。
中島は13日の試合後のヒーローインタビューで、「二軍で練習した分、いい感じで打てるようになったと思います」と話した。これまで、期待に応えられなかった分、残りの試合で結果を残し続けたいところだ。
中島といえば、昨季オリックスの大型補強の目玉の1人として、3年ぶりに日本球界に復帰。西武時代に見せたバッティングが期待されたが、昨季は117試合に出場して、打率.240、10本塁打、46打点と寂しい結果に終わった。
昨季は主に一塁でプレーしたが、春季キャンプ直前に正遊撃手の安達了一が潰瘍性大腸炎で離脱したため、キャンプから遊撃の守備練習を再開。3月25日の西武との開幕戦では「6番・遊撃」で出場した。開幕から4戦連続で遊撃手としてスタメン出場を続け、打撃でも開幕2戦目に2安打2打点の活躍を見せた。本職の遊撃で復活かと思われたが、3月30日以降は指名打者、三塁での出場が続いている。
また打撃も、開幕直後こそ3割を超える打率を記録していたが、その後は調子を落とす。故障や不調などで、一、二軍を行き来し、2年目も前半戦は今ひとつだった。
しかし、7月30日に再昇格して以降、打撃好調だ。13日の古巣・西武戦で2安打4打点の活躍を見せるなど、現在7試合連続安打中。さらに、再昇格してから無安打に終わった試合が、8月5日のロッテ戦のみ。再昇格後の打率は.385(39-15)と高い数字を残している。
特に際立っているのが、ストレートの打率だ。
7月30日以前
打率.286(70-20)本2 点7
7月30日以降
打率.706(17-12) 本1 点9
昇格前も打率.286を記録していたが、昇格後は驚異の打率7割超え。13日西武戦、1-1で迎えた6回、二死満塁から西武・十亀剣からフェンス直撃の走者一掃の二塁打を放ったが、打った球種はストレートだった。
ちなみに成績不振に終わった昨季はストレートの打率が.245だったが、西武時代の12年が打率.316、11年が打率.321、10年が打率.357としっかりストレートを弾き返していた。10年と12年はシーズンの打率も3割を超えており、ストレートを打ち返すことが成績を残すためにもカギになってきそうだ。
中島は13日の試合後のヒーローインタビューで、「二軍で練習した分、いい感じで打てるようになったと思います」と話した。これまで、期待に応えられなかった分、残りの試合で結果を残し続けたいところだ。