○ 西武 8x － 7 ソフトバンク ●
＜19回戦・西武プリンス＞

　ソフトバンクがまさかのサヨナラ負け。2点リードの9回、守護神・サファテが6番森にサヨナラ2点二塁打を浴び、優勝マジック点灯はまたもお預けとなった。

　ソフトバンクは初回、西武先発・多和田に対し一死二、三塁の好機を作ると、4番内川が2点適時打を中前に運び先制。5回以降も、1番中村のバント安打、4番内川の15号ソロなどで小刻みに加点し、打線は13安打で7点を奪った。

　先発の中田は4四球と制球に苦しんだが、6回途中を3失点。しかし、救援登板の五十嵐、森が相次いで失点し、7－5で迎えた9回は、守護神のサファテが3番浅村に適時二塁打を打たれ1点差に迫られると、二死一、二塁から、6番森に左中間を破られるサヨナラ2点二塁打を浴びた。

　この日は2位の日本ハムが楽天に敗れ、ソフトバンクは引き分け以上で優勝マジックが点灯する一戦だった。王者は7度目のマジック点灯のチャンスも逃し、日本ハムとの0.5ゲーム差は変わらぬままとなった。