○ マーリンズ　6 － 0　フィリーズ ●
＜現地時間9月7日　マーリンズ・パーク＞

　マーリンズのイチローは現地時間7日（日本時間8日）、本拠地でのフィリーズ戦に「2番・左翼」で先発出場。この日は3戦ぶりとなるマルチ安打を記録するなど、4打数2安打1得点で打率を.298とした。

　昨日は今季1号の本塁打を放つなど、このところ4試合連続安打中と再び調子上向きのイチロー。この日も初回の第1打席で、いきなりライト線を破る鋭い打球を放つと、快足飛ばして三塁に到達。チャンスを作る。

　すると続くプラードの遊ゴロの間にホームを踏み、マーリンズが先制。連敗中のチームに流れを呼びこむ。

　3回に一死一塁で回ってきた第2打席は中飛に倒れるも、5回無死一二塁のチャンスで回った第3打席は三遊間を破る安打でチャンスを拡大。するとプラードがきっちり犠飛を放ち、貴重な追加点が入った。

　7回の第4打席はニゴロで凡退も、この日は4打数2安打の活躍。メジャー通算安打を3021安打とし、ラファエル・パルメイロ氏を抜く歴代26位に浮上した。

　チームも6－0で快勝を収め、連敗を5で止めている。