ニュース 2016.09.07. 12:50

実は大記録!? イチローの“連続本塁打”

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24年連続本塁打を記録したマーリンズのイチロー

イチローが続ける意外な記録


 マーリンズのイチローが現地時間6日(日本時間7日)、本拠地でのフィリーズ戦に代打で出場し、今シーズン第1号の2ランを放った。

 この本塁打により、イチローはオリックス時代の1993年から日米を跨いで続けている連続本塁打記録を24年に伸ばしている。イチローの年度別本塁打は以下の通り。


イチロー 24年(93年~16年)
<NPB>
・1992年 0本(オリックス)
・1993年 1本(オリックス)
・1994年 13本(オリックス)
・1995年 25本(オリックス)
・1996年 16本(オリックス)
・1997年 17本(オリックス)
・1998年 13本(オリックス)
・1999年 21本(オリックス)
・2000年 12本(オリックス)

<MLB>
・2001年 8本(マリナーズ)
・2002年 8本(マリナーズ)
・2003年 13本(マリナーズ)
・2004年 8本(マリナーズ)
・2005年 15本(マリナーズ)
・2006年 9本(マリナーズ)
・2007年 6本(マリナーズ)
・2008年 6本(マリナーズ)
・2009年 11本(マリナーズ)
・2010年 6本(マリナーズ)
・2011年 5本(マリナーズ)
・2012年 9本(マリナーズ/ヤンキース)
・2013年 7本(ヤンキース)
・2014年 1本(ヤンキース)
・2015年 1本(マーリンズ)
・2016年 1本(マーリンズ)

 日本だけに限定すると、昨季限りで現役引退した谷繁元信の27年連続本塁打が最高となる。1988年のドラフト1位で大洋(現DeNA)に入団した谷繁は、1年目の89年5月27日・ヤクルト戦でプロ初本塁打を記録。そこから引退する2015年まで毎年欠かさず本塁打をマークした。


メジャー記録まであと“1年”


 イチローが現在活躍するメジャーリーグでは、リッキー・ヘンダーソン氏が持つ「25年連続本塁打」がメジャー記録となっている。

 リッキー・ヘンダーソン氏といえば、世界記録となる通算1406盗塁をマーク。“俊足”のイメージが強いが、メジャー最多となる81本の先頭打者本塁打を放つなど長打力も兼ね備え、メジャーでプレーした25シーズンで毎年本塁打を記録した。

 その他では、世界の本塁打王こと王貞治氏と、メジャーの本塁打王バリー・ボンズ氏は共に22年連続、日本が世界に誇る大砲・ゴジラこと松井秀喜氏は20年連続となっている。


 ちなみに、イチローの日米通算24年連続本塁打という記録は、日本では谷繁氏と野村克也氏に次ぐ歴代3位にあたり、MLBではタイ・カッブ氏に並ぶ歴代2位タイの記録となる。来年も本塁打を放つことができれば、野村克也氏とリッキー・ヘンダーソン氏の記録に並ぶ。

 世界を代表する安打製造機は、実は本塁打でもメジャー記録に迫っていた。これも“日米通算”であり、また様々な議論を呼ぶことになりそうだが、イチローのちょっと意外な本塁打の記録にも注目していきたい。


連続本塁打の記録


<NPB>
谷繁元信 27年(89年~15年)
・1989年 3本(横浜大洋)
・1990年 3本(横浜大洋)
・1991年 5本(横浜大洋)
・1992年 2本(横浜大洋)
・1993年 4本(横浜)
・1994年 5本(横浜)
・1995年 6本(横浜)
・1996年 8本(横浜)
・1997年 13本(横浜)
・1998年 14本(横浜)
・1999年 11本(横浜)
・2000年 9本(横浜)
・2001年 20本(横浜)
・2002年 24本(中日)
・2003年 18本(中日)
・2004年 18本(中日)
・2005年 14本(中日)
・2006年 9本(中日)
・2007年 6本(中日)
・2008年 2本(中日)
・2009年 9本(中日)
・2010年 7本(中日)
・2011年 6本(中日)
・2012年 5本(中日)
・2013年 6本(中日)
・2014年 1本(中日)
・2015年 1本(中日)


<MLB>
リッキー・ヘンダーソン 25年(79~03)
・1979年 1本(アスレチックス)
・1980年 9本(アスレチックス)
・1981年 6本(アスレチックス)
・1982年 10本(アスレチックス)
・1983年 9本(アスレチックス)
・1984年 16本(アスレチックス)
・1985年 24本(ヤンキース)
・1986年 28本(ヤンキース)
・1987年 17本(ヤンキース)
・1988年 6本(ヤンキース)
・1989年 12本(ヤンキース/アスレチックス)
・1990年 28本(アスレチックス)
・1991年 18本(アスレチックス)
・1992年 15本(アスレチックス)
・1993年 21本(アスレチックス/ブルージェイズ)
・1994年 6本(アスレチックス)
・1995年 9本(アスレチックス)
・1996年 9本(パドレス)
・1997年 8本(パドレス/エンゼルス)
・1998年 14本(アスレチックス)
・1999年 12本(メッツ)
・2000年 4本(メッツ/マリナーズ)
・2001年 8本(パドレス)
・2002年 5本(レッドソックス)
・2003年 2本(ドジャース)

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