25年ぶり、待ちわびた歓喜の瞬間
四半世紀ぶりとなる歓喜の瞬間が訪れた。
東京ドームで行われた巨人-広島の22回戦。優勝マジックを「1」としていた広島は2位・巨人を6-3で下し、25年ぶり7度目のリーグ優勝を決めた。
敵地にもかかわらず、三塁側からレフトスタンド応援席までを真っ赤に染め上げた大勢のファンの前で7度宙に舞った緒方監督は興奮気味に喜びを語った。
優勝監督インタビューの全文は以下の通り。
緒方孝市監督優勝インタビュー [全文]
―― 優勝おめでとうございます!
「ありがとうございます!」
―― 7回宙に舞いました。今どんなお気持ちですか?
「最高に気持よかったです。ありがとうございました!」
―― 今日も逆転で決めました。
「そうですね。今シーズン戦ってきた戦いが今日もできました。本当に選手が頑張ってくれました」
―― 黒田投手が打席でも11球粘りましたが、どうご覧になっていましたか?
「今シーズンは体が万全でない中、しっかり開幕からローテーションを守ってくれて、今日もマウンドで打席で闘志あふれるプレーで選手を引っ張って言ってくれました」
―― 鈴木誠也が連発。成長ぶりをどう見ていますか?
「神ってますね~やっぱり。笑」
―― ベテランと若手が素晴らしいプレー。振り返っていかがですか。
「選手が1試合1試合力をつけてやってくれた。本当に頼もしい限りです」
―― 緒方監督自身も昨年は非常に悔しい思いをしました。
「いえいえ私だけではありません。選手も本当に悔しい思いから、厳しい練習を乗り越えて頑張ってくれました」
―― 選手たちには改めてどんな言葉をかけたいですか?
「ほんとうによく頑張ってくれた。ありがとう!」
―― ファンは25年待っていました。みなさんへのメッセージお願いします。
「広島の皆さん、全国のカープファンの皆さん、本当に長い間お待たせしました。おめでとうございま~す!!」
―― 次は32年ぶりの日本一への挑戦です
「しっかりと残りのシーズンを戦い、クライマックスを勝ち上がって日本一を掴みとりましょう!!」