21日にDeNAの三浦大輔、広島の倉義和、広瀬純、オリックスの小松聖が現役引退を発表した。彼ら4人は、プロ入りから他球団に移籍することなく、同一球団に一筋でプレーした選手。ここでは、引退を表明した4人を除いてプロ入りから現在まで、生え抜きとして長くプレーする現役選手を見ていきたい。
1位は福浦和也(ロッテ)の23年だ。福浦は習志野から93年ドラフト7位でロッテに入団。投手として入団するも、すぐに打者に転向。97年にレギュラーに定着すると、01年に打率.346を記録し、自身初となる首位打者を獲得した。05年には3番打者として、31年ぶりの日本一に貢献。その後も、ロッテの中心選手として活躍する。
近年では福浦がバッターボックスに入ると、QVCマリンでは大声援が送られる。本人も「僕の打席に勇気を与えてくれる。本当にいつも感謝しています」と話す。18連敗を喫した98年の低迷期、05年と10年の日本一を知る大ベテランに熱く声援を送るファンは多い。
2位は荒木雅博(中日)の21年。荒木は熊本工から95年ドラフト1位で入団。荒木はデビュー当初は俊足を買われ代走・守備固めでの出場が多かった。脚光を浴びるようになったのが、落合博満監督(当時)が就任した04年から。セカンドの荒木、ショートの井端弘和とともに鉄壁の二遊間を組み、打っては1・2番を務め“アライバ”の愛称で親しまれた。04年から09年にかけて6年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなど、中日の黄金期を支えた1人。近年は低迷が続く中日だが、まだまだチームに欠かせない存在だ。
3位は森野将彦(中日)と鈴木尚広(巨人)の20年。森野はレギュラーに定着するまでに時間を要したが、通算1500本以上の安打を放つ。鈴木は“代走のスペシャリスト”として、試合終盤の大事な場面で登場し、きっちりとその仕事をこなす“職人肌”の生え抜き選手だ。
その他、飯山裕志(日本ハム)が19年、岩瀬仁紀(中日)、福原忍(阪神)、加藤健(巨人)が18年とプロ入りから一筋でプレーしている。
【生え抜き選手】
1位 23年 福浦和也(ロッテ)
2位 21年 荒木雅博(中日)
3位 20年 森野将彦(中日)
3位 20年 鈴木尚広(巨人)
5位 19年 飯山裕志(日本ハム)
6位 18年 岩瀬仁紀(中日)
6位 18年 福原 忍(阪神)
6位 18年 加藤 健(巨人)
9位 16年 阿部慎之助(巨人)
9位 16年 畠山和洋(ヤクルト)
9位 16年 狩野恵輔(阪神)
1位は福浦和也(ロッテ)の23年だ。福浦は習志野から93年ドラフト7位でロッテに入団。投手として入団するも、すぐに打者に転向。97年にレギュラーに定着すると、01年に打率.346を記録し、自身初となる首位打者を獲得した。05年には3番打者として、31年ぶりの日本一に貢献。その後も、ロッテの中心選手として活躍する。
近年では福浦がバッターボックスに入ると、QVCマリンでは大声援が送られる。本人も「僕の打席に勇気を与えてくれる。本当にいつも感謝しています」と話す。18連敗を喫した98年の低迷期、05年と10年の日本一を知る大ベテランに熱く声援を送るファンは多い。
2位は荒木雅博(中日)の21年。荒木は熊本工から95年ドラフト1位で入団。荒木はデビュー当初は俊足を買われ代走・守備固めでの出場が多かった。脚光を浴びるようになったのが、落合博満監督(当時)が就任した04年から。セカンドの荒木、ショートの井端弘和とともに鉄壁の二遊間を組み、打っては1・2番を務め“アライバ”の愛称で親しまれた。04年から09年にかけて6年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなど、中日の黄金期を支えた1人。近年は低迷が続く中日だが、まだまだチームに欠かせない存在だ。
3位は森野将彦(中日)と鈴木尚広(巨人)の20年。森野はレギュラーに定着するまでに時間を要したが、通算1500本以上の安打を放つ。鈴木は“代走のスペシャリスト”として、試合終盤の大事な場面で登場し、きっちりとその仕事をこなす“職人肌”の生え抜き選手だ。
その他、飯山裕志(日本ハム)が19年、岩瀬仁紀(中日)、福原忍(阪神)、加藤健(巨人)が18年とプロ入りから一筋でプレーしている。
【生え抜き選手】
1位 23年 福浦和也(ロッテ)
2位 21年 荒木雅博(中日)
3位 20年 森野将彦(中日)
3位 20年 鈴木尚広(巨人)
5位 19年 飯山裕志(日本ハム)
6位 18年 岩瀬仁紀(中日)
6位 18年 福原 忍(阪神)
6位 18年 加藤 健(巨人)
9位 16年 阿部慎之助(巨人)
9位 16年 畠山和洋(ヤクルト)
9位 16年 狩野恵輔(阪神)