10月22日（土）に開幕する日本シリーズは、セ・リーグが広島、パ・リーグが日本ハム、セパともにリーグ優勝を果たしたチーム同士の対決となった。広島は84年以来32年ぶり、日本ハムは06年以来10年ぶりの日本一を目指す。

　広島と日本ハムの日本一回数は、12球団で何番目に位置するのだろうか…。最も日本一の回数が多いのは巨人の22度。65年～73年にかけて日本プロ野球史上最長となる9年連続日本一を達成。21世紀以降も、02年、09年、12年と3度日本一となっている。

　次いで、80年代前半から90年代前半にかけて黄金時代を築いた西武の13回。ソフトバンクの7回、ヤクルトの5回、オリックスとロッテの4回と続き、広島は3回で7位に位置する。広島が初めて日本一に輝いたのは、近鉄と対戦した79年。第7戦では1点リードの9回裏に“江夏の21球”と後に語り継がれるピッチングを披露し初の日本一となった。広島は翌80年、84年に日本一となっているが、この年を最後に32年間日本一となっていない。

　一方、日本ハムは東映時代の62年と北海道に移転してからの06年の2度。中日と対戦した06年は第1戦に敗れたが、第2戦から4連勝で日本一を達成した。ちなみにこの年は、新庄剛志のラストイヤーだった。

　22日から始まる日本シリーズ。32年ぶりの広島か。それとも10年ぶりの日本ハムか。どちらが日本一を勝ち取るか注目だ。

【12球団の日本一獲得回数（前身球団を含む）】
22回　読売ジャイアンツ
13回　埼玉西武ライオンズ
7回　福岡ソフトバンクホークス
5回　東京ヤクルトスワローズ
4回　オリックス・バファローズ
4回　千葉ロッテマリーンズ
3回　広島東洋カープ
2回　中日ドラゴンズ
2回　横浜DeNAベイスターズ
2回　北海道日本ハムファイターズ
1回　阪神タイガース
1回　東北楽天ゴールデンイーグルス
※参考
0回　大阪近鉄バファローズ