昨季はシーズン最多安打を記録した秋山翔吾(西武)を始め、球団のシーズン新記録となる33セーブを記録した松井裕樹(楽天)、高卒2年目で17本塁打を記録した森友哉(西武)が大ブレイクした。ここでは、今季大ブレイクした選手を見ていきたい。
最も活躍が光ったのは、25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した鈴木誠也(広島)だろう。持っている能力は高く、その才能をいつ開花させるか注目を集めたが、今季一気に花を咲かせた。故障により開幕一軍を逃し、4月5日に昇格してからレギュラーで出場した。中でも、2試合連続サヨナラ本塁打を記録した6月17日と18日のオリックス戦で、“鈴木誠也”の名を全国に轟かせた。
この試合を境に鈴木はさらに調子を上げていき、6月の月間打率.329をマークすると、7月以降は毎月打率3割5分以上のハイアベレージを記録した。シーズン終盤には坂本勇人(巨人)と首位打者争いを繰り広げるなど、飛躍の1年となった。
投手では岩貞祐太(阪神)が当てはまる。岩貞は13年ドラフト1位で入団も、昨季までの2年間で挙げた白星はわずかに2勝。期待に応えられずにいた。3年目の今季は開幕ローテーションを掴むと、5月27日の巨人戦でプロ初完封勝利をマーク。5月終了時点までに4勝2敗、防御率0.88と抜群の安定感を誇った。
疲れが見えた6月以降は黒星が先行したが、9月に入ると再び復調。9月は11日のヤクルト戦では、今季2度目の完封勝利を達成するなど、4試合に登板して、4勝0敗、防御率0.58。最終登板となった10月1日の巨人戦で自身初の10勝を挙げた。
その他、プロ3年目で自身初の10勝を達成し11月に行われる侍ジャパンの代表に選出された田口麗斗(巨人)、日本ハムのリーグ優勝に大きく貢献した高梨裕稔(日本ハム)、シーズン終盤にセットアッパーとして存在感を見せた南昌輝(ロッテ)などがいる。
【今季ブレイクした主な選手】
鈴木誠也(広島)
今季成績:129試 率.335 本29 点95
岩貞祐太(阪神)
今季成績:25試 10勝9敗 防2.90
田口麗斗(巨人)
今季成績:26試 10勝10敗 防2.72
高梨裕稔(日本ハム)
今季成績:37試 10勝2敗 防2.38
南昌輝(ロッテ)
今季成績:57試 5勝4敗 防2.74
最も活躍が光ったのは、25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した鈴木誠也(広島)だろう。持っている能力は高く、その才能をいつ開花させるか注目を集めたが、今季一気に花を咲かせた。故障により開幕一軍を逃し、4月5日に昇格してからレギュラーで出場した。中でも、2試合連続サヨナラ本塁打を記録した6月17日と18日のオリックス戦で、“鈴木誠也”の名を全国に轟かせた。
この試合を境に鈴木はさらに調子を上げていき、6月の月間打率.329をマークすると、7月以降は毎月打率3割5分以上のハイアベレージを記録した。シーズン終盤には坂本勇人(巨人)と首位打者争いを繰り広げるなど、飛躍の1年となった。
投手では岩貞祐太(阪神)が当てはまる。岩貞は13年ドラフト1位で入団も、昨季までの2年間で挙げた白星はわずかに2勝。期待に応えられずにいた。3年目の今季は開幕ローテーションを掴むと、5月27日の巨人戦でプロ初完封勝利をマーク。5月終了時点までに4勝2敗、防御率0.88と抜群の安定感を誇った。
疲れが見えた6月以降は黒星が先行したが、9月に入ると再び復調。9月は11日のヤクルト戦では、今季2度目の完封勝利を達成するなど、4試合に登板して、4勝0敗、防御率0.58。最終登板となった10月1日の巨人戦で自身初の10勝を挙げた。
その他、プロ3年目で自身初の10勝を達成し11月に行われる侍ジャパンの代表に選出された田口麗斗(巨人)、日本ハムのリーグ優勝に大きく貢献した高梨裕稔(日本ハム)、シーズン終盤にセットアッパーとして存在感を見せた南昌輝(ロッテ)などがいる。
【今季ブレイクした主な選手】
鈴木誠也(広島)
今季成績:129試 率.335 本29 点95
岩貞祐太(阪神)
今季成績:25試 10勝9敗 防2.90
田口麗斗(巨人)
今季成績:26試 10勝10敗 防2.72
高梨裕稔(日本ハム)
今季成績:37試 10勝2敗 防2.38
南昌輝(ロッテ)
今季成績:57試 5勝4敗 防2.74