ニュース 2016.11.08. 10:00

引退とともにチームを去った選手といえば…

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現在野球解説者を務める元中日の立浪和義氏
 糸井嘉男(オリックス)、岸孝之(西武)、森福允彦(ソフトバンク)などがFA権行使を表明し、ストーブリーグが本格化し始めた。来季のコーチングスタッフに注目してみると、今季限りで現役を退いた阪神の福原忍が二軍育成コーチ、楽天の栗原健太が二軍打撃コーチに就任した。

 一方でDeNAの三浦大輔はコーチを兼任しながらも、来季はコーチ職には就かず、チームを離れることになった。過去にも現役時代はコーチを務めながら、現役引退と同時にチームを去ったケースは何度かある。

 現在プロ野球解説者を務める立浪和義氏がそうだろう。立浪氏は長年中日のレギュラーを務める中心選手だったが、06年に森野将彦にサードのレギュラーを奪われ代打の切り札に。08年からは打撃コーチ兼任でプレーした。08年は打率.205と打撃不振に苦しんだが、引退した09年は打率.318、1本塁打、17打点をマーク。コーチとしても、若手選手に積極的にアドバイスを送っていたが、現役引退と同時にユニフォームを脱いだ。

 昨季まで日本ハムでバッテリーコーチを兼任していた中嶋聡もそうだった。中嶋はプロ21年目の07年から選手とバッテリーコーチを兼任。一軍登録抹消時はコーチに専念し、捕手に故障者などが出たときは選手とコーチの両方を担った。兼任コーチとして9年間プレーしたが、昨季限りで現役を引退。引退後はコーチに専念せず、16年はチーム統括本部のゼネラルマネージャー特別補佐に就任した。

 その他、現在阪神の二軍でコーチを務める今岡誠も、10年からロッテでプレーしていた今岡は12年に二軍の打撃兼守備コーチを務め同年で引退している。
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