ニュース 2016.11.09. 07:45

ポジション別のGG賞、連続受賞記録は?

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ゴールデン・グラブ賞
 8日、プロ野球の守備の栄誉「第44回 三井ゴールデングラブ賞」が発表された。二塁手の菊池涼介(広島)、三塁手の松田宣浩(ソフトバンク)、遊撃手の今宮健太(ソフトバンク)外野手の丸佳浩(広島)が現役最多となる4年連続の受賞を果たした。

 1972年に「ダイヤモンドグラブ賞」の名前で創設された同タイトル。86年から現在の「三井ゴールデングラブ賞」となっている。

 過去、この賞を最も長く連続で受賞したのは、阪急で活躍した“世界の盗塁王”こと福本豊氏の12年連続(72~83年)だ。日本歴代1位となる1065盗塁をマークした福本氏だが、守備でも長い期間大活躍した。

 次いで“ミスター赤ヘル”の異名を持つ山本浩二氏と、現役時代西武とダイエー(現ソフトバンク)で活躍した秋山幸二氏の10年連続となっている。

 また、ポジション別の歴代最長をみると、一塁手は王貞治氏の9年連続(72~80年)、遊撃手は山下大輔氏の8年連続(76~83年)、捕手は城島健司の7年連続(99~05年)となっている。

 菊池、丸、松田の3人は偉大な先輩たちの記録にどこまで近づけるか来季以降も期待だ。

<各ポジションの最長記録>

【投手】
堀内恒夫(7年 / 72~78年)
西本 聖(7年 / 79~85年)

【捕手】
城島健司(7年 / 99~05年)

【一塁手】
王貞治(9年 / 72~80年)

【二塁手】
辻発彦(7年 / 88~94年)

【三塁手】
有藤道世(4年 / 72~75年)
今江敏晃(4年 / 05~08年)
中村紀洋(4年 / 99~02年)
宮本慎也(4年 / 09~12年)
松田宣浩(4年 / 13年~)

【遊撃手】
山下大輔(8年 / 76~83年)

【外野手】
福本 豊(12年 / 72~83年)
山本浩二(10年 / 72~81年)
秋山幸二(10年 / 87~96年)
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