ニュース 2016.11.09. 20:15

【侍ジャパン】打者で活躍が期待される大谷 「必要とされたところで精一杯頑張る」

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強化試合では野手で出場が濃厚な大谷翔平

フリー打撃で快音連発


 侍ジャパンは9日、11月10日から開催される強化試合4連戦に向けて東京ドームで練習を実施。

 二刀流として投打に大活躍を見せる大谷翔平(日本ハム)は、キャッチボール、投内連携までは投手メニューをこなし、その後野手のメニューを消化した。フリー打撃では、左中間スタンドに鋭い打球を叩き込むなど、練習を見学していたメキシコ代表も驚く当たりを連発。

 この日は全体練習終了後も汗を流し、報道陣に姿を見せたのは全体練習が終了してから約1時間30分後だった。


打者として出場する強化試合


 今回の強化試合では、侍ジャパンの小久保裕紀監督が代表発表の会見で「DHもしくは代打で起用する外野手登録になる」と起用を明言しており、“打者・大谷”で挑むことになる。

 大谷は「必要とされたところで精一杯頑張りたいと思います」と話し、「(メキシコ・オランダは)あまり知らない投手なので、まずは自分のしっかりとしたスイングでボールに強くコンタクトしてきたい」と意気込む。

 気になる大谷の打撃状態だが、8日に行われたシート打撃で石田健大(DeNA)から右中間を破る三塁打を放つなど、侍ジャパンの練習が6日にスタートしてから快音を連発している。それでも、「練習だけではちょっと分からないので、打席に入ってからだと思います」と自身の状態について冷静に分析する。

 昨年11月に行われたプレミア12では“投手”で参加し、ベストナインを受賞する活躍を見せた。“野手”として出場する10日からの強化試合では、シーズンで見せた柔らかい打撃を披露することができるか注目だ。
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