ニュース 2016.11.11. 12:52

【神宮大会】明徳義塾、夏王者にリベンジ 作新学院は”夏秋連覇”ならず

第47回明治神宮大会・高校の部
● 作新学院 2 - 7 明徳義塾 ○
<11月11日 神宮>

 第47回明治神宮大会が11日に開幕。高校の部の初戦は今夏の選手権覇者・作新学院(関東代表/栃木)と、その作新に準決勝で敗れた明徳義塾(四国代表/高知)の再戦となり、明徳義塾が夏の雪辱を果たした。

 明徳義塾は0-0の4回、先頭の3番今井が大会1号となるソロ本塁打を放ち先制。その後も相手野手の連続エラーで好機を作ると、7番近本、8番筒井、9番北本の3連打などで、一挙5得点のビッグイニングを作った。

 5-2で迎えた8回は、近本が3打点目となる2点適時打を左前へ運び7-2。明徳義塾は好機をしっかりモノにし試合巧者ぶりを発揮した。

 投げては先発左腕の北本が粘投。初回から毎回スコアリングポジションに走者を背負う苦しい投球も、初回、4回の満塁のピンチを零封。5-0となった5回に2点を失ったが、それでも9回をひとりで投げ抜きチームを初戦突破へ導いた。

 一方の作新学院は、初回から毎回のように好機を作るも先制点を奪えず。先発左腕の大関は立ち上がり安定した投球を見せていたが、5失点の4回は野手陣の3失策に足を取られ、本来の投球ができなかった。
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