ニュース 2016.11.03. 17:20

早実がセンバツ当確!清宮は5三振も野村がサヨナラ弾

○ 早稲田実 8x - 6 日大三 ●
<11月3日 神宮>

 秋季東京都大会は3日、明治神宮野球場にて決勝戦が開催され、早稲田実業が日大三に8-6でサヨナラ勝ち。明治神宮大会への出場権を手にするとともに、来春のセンバツ出場を確実なものとした。

 序盤に1点を取り合って迎えた4回、早実は7番・橘内の二塁打で2人を還し、3-1と勝ち越しに成功。もう1点を加え、4-1とリードを拡げる。

 ところが5回、ピンチで日大三の5番・金成に高めの変化球を右中間スタンドまで運ばれ、3ランでたちまち同点。9回にも二死ながら一、二塁のピンチで金成にレフト線への二塁打を許し、一気に二者が生還。ついにリードを奪われてしまった。

 それでも9回、粘る早実は無死一塁から1番・西田の適時三塁打で1点を返すと、なおも四球で無死一、三塁とし、清宮の打席で相手バッテリーが暴投。走者がそれぞれ進み、6-6の同点に追いつく。

 さらに無死二塁、一打出ればサヨナラという場面で清宮はこの日5つめの三振に倒れたが、続く4番の野村が放ったライトへの大飛球はスタンドまで届くサヨナラ2ラン。見事な逆転劇で東京都の頂点に立った。

 注目の清宮幸太郎は日大三の左腕・桜井を前に屈辱の5打席連続三振に倒れたものの、その後ろを打つスーパー1年生が大仕事。優勝した早実は、これで来春のセンバツ出場をほぼ確実なものとし、今月11日から開幕する明治神宮大会への出場権もゲットした。

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