3Aで65試合に登板したギルメットが加入
ヤクルトは21日、プレストン・ギルメット投手の獲得を発表した。背番号は「61」に決定。
今季はタイガース傘下の3Aトレドで65試合に登板し、3勝3敗、防御率2.77という成績を残した。メジャーではオリオールズなどでプレーし、通算19試合に登板。0勝1敗、防御率8.22を記録している。
ギルメットは球団を通じて「来季のシーズンはすぐそこに迫っており、新しいチームメイトと一緒に力を合わせて、素晴らしいシーズンにしたい、という気持ちで待ちきれません」とコメントし、新天地での活躍に意欲を見せている。
リリーフ陣が不安定なヤクルト
今季はマイナーで65試合に登板するなど、ヤクルトでもリリーフでの起用が予想される。
ヤクルトのリリーフ陣は2015年シーズン、ロマン、秋吉亮、久古健太郎、オンドルセク、バーネットの活躍もあり、リーグトップの救援防御率2.67を記録し、14年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
しかし、ロマン、守護神のバーネットが抜けた今季はリリーフ陣のやり繰りに苦戦。開幕から守護神として安定した投球を見せていたオンドルセクもシーズン途中に退団。その後、セットアッパーの秋吉亮が守護神を務めたが、勝ち試合を託せるセットアッパーが新外国人のルーキだけと厳しい台所事情で、救援防御率はリーグワーストの4.34だった。
当然のことながら救援陣の立て直しは急務であり、“助っ人”のギルメットにかかる期待は大きい。
▼プレストン・ギルメット
生年月日:87年7月27日
身長/体重:188センチ/90キロ
ポジション:投手
投/打:右/右