阪神は22日、西岡剛の背番号を来季から5に変更すると発表した。西岡はロッテ時代、阪神入団後から背番号7を付けてプレーしてきたが、阪神に加入することが決定した糸井嘉男が7を付けることが濃厚となっており、背番号を変更することになった。

　西武も来季から3選手が背番号変更となる。今季リーグ3位の打率.306を記録した浅村栄斗は、32から長年熱望し球団の顔とも呼べる背番号3を手に入れた。高い守備力を誇る永江恭平は59から今季まで浅村が付けていた32に代わる。西武の32といえば、松井稼頭央（現楽天）が若手時代に背負っていた番号。新たな番号でレギュラー奪取といきたいところだ。今季途中から加入したウルフは69から54へと変更になる。

　また、14年にチーム最多の66試合に登板した広島の中田廉は、34から今季限りで現役を引退した広瀬純が16年間背負った26に変更。今季まで26を付けた広瀬は自身のブログで「廉君とは2014年大分の自主トレに参加してくれて、何かを感じ取ってくれてその年は飛躍してくれました。ただここ数年は怪我などで伸び悩んでますね。でも心機一転、本当に頑張って欲しい」とエールを送っている。

　来季から背番号を変更となる選手たちは、現在付けていた番号以上に“自分色”に染める事ができるか注目だ。

今オフ背番号を変更した選手

【日本ハム】
谷元圭介　「48」→「22」

【西武】
浅村栄斗　「32」→「3」
永江恭平　「59」→「32」
ウ ル フ　「69」→「54」

【楽天】
岡島豪郎　「27」→「4」
塩見貴洋　「11」→「17」

【広島】
中田　廉　「34」→「26」
磯村嘉孝　「61」→「40」

【巨人】
桜井俊貴　「21」→「36」
中井大介　「36」→「61」
和田　恋　「61」→「67」

【DeNA】
柿田裕太　「13」→「91」

【阪神】
上本博紀　「4」→「00」
西岡　剛　「7」→「5」
藤川球児　「18」→「22」
秋山拓巳　「27」→「46」
小宮山慎二「39」→「59」

※11月22日時点