ニュース 2016.12.06. 07:15

大谷が2.7億円で更改…イチロー、松坂、高卒の大物たちは5年目にいくらもらってた!?

無断転載禁止
日本ハムの大谷翔平

大谷、ダルに並ぶ5年目で2億7000万円


 日本ハムの大谷翔平が5日、契約更改交渉を行い今季の2億円から7000万円アップの2億7000万円で更改した。高卒5年目では、09年・ダルビッシュ有(当時日本ハム)の2億7000万円と並ぶ早さでの到達だ。

※【】は5年目の年俸
ダルビッシュ有【2億7000万円】
4年目:25試 16勝4敗 防1.88
5年目:23試 15勝5敗 防1.73

大谷翔平【2億7000万円】
4年目
投 手:21試 10勝4敗 防1.86
野 手:104試 率.322 本22 点67


松坂の5年目の年俸は…


 その他、球界を代表する選手たちの5年目の年俸を見ると、プロ入りから3年連続で最多勝を獲得した松坂大輔は、1億1500万円だった。3年目まで毎年年俸がアップしていたが、4年目は故障でフルシーズン戦うことができず6勝止まり。4年目のオフは、プロ入り後初のダウン提示となった。それでも、和田毅、新垣渚など大学生たちがプロ入りした5年目は、プロの“先輩”として意地を見せ、16勝をマークした。

松坂大輔【1億1500万円】
4年目:14試 6勝2敗 防3.68
5年目:29試 16勝7敗 防2.83


ダル&大谷に続くのはマー君


 プロ4年目までに3度の2桁勝利を挙げた田中将大は、4年目のオフの契約更改で、年俸2億円に突破した。

 5年目の11年は、19勝5敗、防御率1.27と抜群の安定感を見せ、最多勝と最優秀防御率のタイトルを獲得。その他、沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞なども受賞する活躍ぶりだった。

田中将大【2億円】
4年目:20試 11勝6敗 防2.50
5年目:27試 19勝5敗 防1.27


あのイチローは…


 野手を見ると、世界を代表する安打製造機となったイチロー(当時オリックス)の5年目は1億6000万円。時代が異なるとはいえ、4年目の95年に首位打者、打点王、盗塁王、最多安打、最高出塁率など“野手五冠王”に輝きながら、大谷の同時期の年俸とは1億円ほどの開きがあった。

 その後、イチローは5年目の96年に3年連続で首位打者と最多安打のタイトルを獲得。プロ野球タイ記録となる3年連続のシーズンMVPに輝いた。

イチロー【1億6000万円】
4年目:130試 率.342 本25 点80
5年目:130試 率.356 本16 点84


ゴジラ・松井の5年目は!?


 現役時代“ゴジラ”の愛称で親しまれた松井秀喜(当時巨人)は、イチローと同じ1億6000万円でサインした。

 4年目は本塁打王となった山崎武司(当時中日)にあと1本及ばなかったが、38本の本塁打を記録。5年目の97年も、ホージー(当時ヤクルト)と熾烈な本塁打王争いを演じたが、この年もあと1本及ばず本塁打王を逃した。

松井秀喜【1億6000万円】
4年目:130試 率.314 本38 点99
5年目:135試 率.298 本37 点103

※金額は推定

ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西