ニュース 2016.12.07. 07:45

大移動はある!? 自由契約となった外国人といえば…

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阪神を自由契約となったゴメス(C)KYODO NEWS IMAGES
 2日に日本野球機構から12球団の契約保留選手名簿が公示された。今年は130名が自由契約となったが、外国人選手では2014年の打点王・ゴメス(阪神)、長年日本で活躍したブランコ(オリックス)、広島のリーグ優勝に貢献したルナ(広島)といった実績のある助っ人が契約保留選手名簿から漏れた。

 昨季は自由契約となった外国人の中からクルーズ(ロッテ→巨人)、スタンリッジ(ソフトバンク→ロッテ)、ルナ(中日→広島)などが他球団へ移籍した。今季も自由契約となった外国人が、他球団へ移籍することはあるのだろうか――。


14年の打点王・ゴメス


 その中でも注目は、阪神を自由契約となったゴメス。ゴメスは阪神1年目の14年に、リーグ最多の109打点をあげる活躍を見せた。今季は1年目より成績を落としたものの、チームトップの22本塁打、79打点を記録するなど、一定の結果は残した。

 ゴメスが本職としていたファーストの先発出場が100試合に満たないチームはいくつかあるものの、どこもレギュラーに近い存在の選手はいる。ただ、パ・リーグには指名打者制があるため、セ・リーグのチームよりも獲得に乗り出しやすい状況はありそうだ。

【ゴメスの今季成績】
139試 率.255 本22 点79


故障離脱が多いルナ


 今季広島でプレーしたルナは、故障や外国人枠の影響で来日後、自己最少となる67試合の出場にとどまった。毎年のように故障に泣くルナだが、中日時代の14年に打率.317を記録し、規定打席に到達しなかった13年には打率.350をマークした。また、故障の多さと来季で37歳という年齢はネックだが、それでも3割近くを残せる打撃は魅力的だ。

 その他、今季チームトップの23ホールドを記録したミコライオ(楽天)、14年に9勝を挙げたモスコーソ(DeNA)といった日本で結果を残した外国人選手も自由契約になっている。果たして、彼らはNPB内の新たな球団に活躍の場を移すのだろうか。その他にも自由契約となった助っ人は多く、今後の動向をこれからも注視していきたい。

【ルナの今季成績】
67試 率.272 本5 点34

 保留者名簿から漏れた助っ人

【日本ハム】
バース

【ソフトバンク】
<投手>
バリオス
<内野手>
カニザレス

【ロッテ】
<投手>
イ・デウン
<内野手>
ナバーロ

【西武】
<投手>
ポーリーノ
バスケス
C.C.リー

【楽天】
<投手>
ブリガム
ミコライオ
リズ
<外野手>
ペレス

【オリックス】
<投手>
ミッシュ
コーディエ
<内野手>
ブランコ
クラーク
<外野手>
ボグセビック

【広島】
<投手>
デラバー
<内野手>
ルナ
<外野手>
プライディ

【巨人】
<投手>
ガブリエル
ポレダ
メンドーサ
<外野手>
アブレイユ
アンダーソン

【DeNA】
<投手>
エレラ
ブロードウェイ
モスコーソ
ペトリック
ザガースキー
<内野手>
ロマック

【阪神】
<投手>
サターホワイト
ドリス
<内野手>
ゴメス
ヘイグ
<外野手>
ペレス

【ヤクルト】
<投手>
ペレス
デイビーズ
<外野手>
ジェフン

【中日】
<投手>
ハイメ
ネイラー
セプティモ
ジョーダン
<内野手>
エルナンデス
<外野手>
ナニータ
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