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大型補強が続く巨人 奮起が求められる生え抜き組

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巨人の長野久義(C)KYODO NEWS IMAGES

今オフは積極補強の巨人


 2年連続優勝を逃した巨人は今オフ、FAで山口俊と森福允彦、トレードで吉川光夫、助っ人外国人では13年に楽天でプレーしたマギーなど積極的に補強を敢行している。さらに、日本ハムからFA宣言した陽岱鋼の獲得も噂される。

 補強組の活躍も必要不可欠だが、優勝するためには生え抜き組の奮起も求められる。レギュラーで活躍する生え抜きといえば、坂本勇人、長野久義、阿部慎之助、小林誠司、投手では菅野智之、山口鉄也、沢村拓一などがいる。今季、キャプテンの坂本勇人が首位打者、エースの菅野智之は最優秀防御率、守護神の沢村は失敗も目立つも最多セーブのタイトルを獲得した。


長野は打率.283を記録するも…


 一方で、今季以上の活躍が求められる選手もいる。野手では、長野がその一人ではないだろうか。11年に首位打者、12年に最多安打のタイトルを獲得したが、ここ数年は満足のいくような成績を残せていない。

 打率は15年の.251を上回る283を記録したが、11本塁打、42打点はプロ入り後自己ワースト。月間別の打点数をみると、3・4月は10打点を記録しているが、その他の月は全て1桁台だった。特に5月は3打点に終わっている。夏場以降、1番打者を任されたとはいえ、42打点は少し寂しい印象だ。

 それでも、今季は3年ぶりに全試合出場するなど、チームに欠かせない存在。来季は、打撃3部門で自己最高成績を残すような活躍に期待したいところだ。

山口鉄は自己ワーストの防御率


 投手陣ではセットアッパーの山口鉄の奮起が求められる。山口は長年巨人のセットアッパーを務め、今季も60試合以上に登板。自身が持つ連続60試合登板のプロ野球記録を9年に伸ばした。

 ただ今季は、この9年間で最も悪い防御率4.88。悔しい1年となった。特に今季は左打者に対して被打率.187と封じたが、右打者には被打率.364とかなり打ち込まれた。右打者を抑えることができなかったことで、シーズン途中からは左のワンポイントで起用された。

 今オフ、山口と同じ左のセットアッパー候補の森福が、FAでソフトバンクから加入した。同じポジションの左の中継ぎが入り、結果を残した投手が勝ちパターンの投手に組み込まれることが予想される。山口にとって来季は、勝負の1年となるだろう。



 巨人は今オフ、積極的に補強を行っているが、生え抜き選手たちも意地を見せたいところだ。
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