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DeNA、“11勝の穴” 誰が先発ローテを掴む?

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DeNAのラミレス監督[提供=BASEBALL KING]

投手陣の柱が移籍...


 アレックス・ラミレス新監督の下、球団初となるクライマックスシリーズ進出を果たしたDeNA。最後は広島に屈したものの、3位からファーストテージを勝ち上がるなど、その快進撃はセ・リーグを大いに盛り上げた。

 ところがこのオフ、投手陣の柱であった山口俊がFAで同リーグのライバルでもある巨人へ。今季チーム最多の11勝(5敗)をマークし、6つの貯金を作った右腕の移籍が大きな痛手であることは間違いない。何より、今季は5試合で完投するなど、“イニングをくえる”山口の存在は大きかった。

 ただし、DeNAには将来有望な先発候補が多い。ここで生まれる競争がチームを前進させる可能性もあるのだ。


競争に期待


 今季の実績を踏まえると、山口に次ぐ9勝を挙げた左腕の石田健大をはじめ、開幕投手を務めた井納翔一、ルーキーながら8勝を挙げた今永昇太の3人は来季もローテ入りが濃厚。しかし、あと3つは競争。奪い合いとなる。

 候補となるのはベテランの久保康友や、近年伸び悩みが見える三嶋一輝、さらに若手左腕筆頭の砂田毅樹に、ルーキーの浜口遥大、そして新外国人のウィーランドなどなど...。熾烈な争いに期待が高まる。

 砂田は今季開幕ローテーション入りを勝ち取るも、どちらかといえば「6.5番目の男」感が否めず。一軍と二軍の往復が続き、夏場以降はリリーフとして存在感を示した。来季はどの持ち場となるのかも含め、ここからの動きに注目だ。

 また、プロ2年目に開幕投手を務めた経験も持っている三嶋の意地にも期待したい。

 1年目には6勝を挙げたが、2年目以降は1勝、5勝、1勝と伸び悩み気味。今季は1勝に終わるも、広島とのCSファイナルステージでは先発のマウンドを託された。

 山口が抜けた穴を誰が埋めるのか...。チームが来年も上位で争うためには、若手や中堅の成長が不可欠となる。

 思えば優勝した広島は、前年15勝を挙げたエース・前田健太の離脱をはね退けて25年ぶりの歓喜を掴んだ。その裏にあるのは、前年5勝にとどまった野村祐輔の大活躍など、補強ではなく自前の選手の奮起によるものが大きい。

 DeNAが2年連続Aクラス入り、そして優勝を目指すためのカギ。“山口の穴”を埋める存在の出現に注目だ。


【先発陣の主な成績】

石田健大
25試 9勝4敗 防3.12

今永昇太
22試 8勝9敗 防2.93

井納翔一
23試 7勝11敗 防3.50

久保康友
15試 5勝8敗 防3.55

砂田毅樹
17試 2勝2敗 防3.78

三嶋一輝
4試 1勝1敗 防3.75
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