昨季、史上10人目の「トリプルスリー」を達成し、パ・リーグMVPを獲得するなど、一躍プロ野球界のスターとなったソフトバンク・柳田悠岐。グラウンドに立つ姿は、雄々しく勇ましい。
そんな柳田も、ユニフォームを脱げば28歳の“カッコいいおニイチャン”。インタビュー中も、「めっちゃかっこいい」、「すごいっす」と興奮した様子で無邪気に笑う。
ただ、「悔しい思いをした…」と話すその目の奥には、様々な想いが詰まっていた。
インタビュー・文=加藤晃子
写真=瀬藤尚美
男性向けライフスタイル誌「Safari」などを発行する日之出出版が主催し、プロアスリートのベストドレッサーを発表・表彰する『第5回 Athlete Dresser Award(アスリート ドレッサー アワード)』が10日、都内で行われ、野球界からはソフトバンク・柳田悠岐が選出された。
競技だけでなくファッションやライフスタイルにこだわりを持つ選手を表彰する同賞。競技だけでなく、ファッションでもスポーツ界をリードする柳田に『ベースボールキング』が単独インタビューを実施。来春のWBCや来季について語ってもらった。
【インタビュー①】柳田悠岐が振り返る2016年 「大谷がヤバすぎた」
【インタビュー②】“タイトル”も獲得…柳田悠岐、着こなしへのこだわり
――秋季キャンプはノースローでの調整だったそうですが、右肘の状態はいかがですか?
柳田 もう毎日、筑後のほうにリハビリ行ってやってます。年内は無理する必要ないと思うので。今やれるランニングや、筋力トレーニング、そういう部分をしっかりやって、年明けから自主トレ。グアムとか行くので、そこであげていきたいな思っています。
――痛みとかは感じますか?
柳田 大丈夫です。ただ、ボールはまだ投げていないのでちょっとわからないですけど。これから。もうちょい時間はあるので。
――バットも握っていない?
柳田 バットは振れるんですけど、今は何にもしていないですね。年内は焦らず。野球以外の動きをやっています、今は。
――来春にはWBCがありますが、柳田選手にとってWBCはどういったものですか?
柳田 ファンの人はすごく盛り上がると思いますし、現に大学の時とかWBCめっちゃ見てました。日本の代表として、世界のすごい選手と戦える数少ないチャンスだと思うので、そこで自分の力がどんなもんかっていうのは、試してみたいという気持ちはすごく強いです。そこに選ばれるか選ばれないか、色んなことがあるので、自分ではどうしようもできない部分はありますが。でも、選ばれるように、アピールするチャンスはもうないんですけど、しっかり状態を上げて、2月のキャンプインからいい形で入れるように、今準備したいと思います。
――11月の強化試合はご覧になりましたか?
柳田 秋季キャンプ中で宮崎にいたのですが、放送されない試合もありましたが、実際は疲れ果てて寝ていました。
――強化試合に出場されたチームメイトとは(強化試合について)お話はされました?
柳田 その時は練習がしんどくてそれどころじゃなくて(笑)。「あーそうっすか。こっちの練習にはやくついてきてください」みたいなやりとりをしましたね。
――今年も糸井選手とグアムで自主トレを実施し、真砂勇介選手と黒瀬健太選手も連れていくようですが、若手二人に期待したいことは?
柳田 きつい練習を盛り上げるような若さを出してほしいと思います。
――きつい練習を乗り切るためには?
柳田 今季は悔しい思いたくさんしたので。特に大谷のボールを見た時に、これ自分の今の力じゃ打てないなと思って。そのことを思い出しながら。打てなかったことを思い出しながらやっています。
――来シーズンに向けた意気込み、目標をお願いします。
柳田 もちろん、チームを優勝に導くっていうのが一番の目標ですけど、そのために自分が働かないとダメだと思っているので。3割30本100打点くらいは最低のノルマにしたい。トリプルスリーもまた達成できるように頑張りたいと思います。
⇒ インタビュー・その1「悔しかった2016年」
⇒ インタビュー・その2「着こなしへのこだわり」
そんな柳田も、ユニフォームを脱げば28歳の“カッコいいおニイチャン”。インタビュー中も、「めっちゃかっこいい」、「すごいっす」と興奮した様子で無邪気に笑う。
ただ、「悔しい思いをした…」と話すその目の奥には、様々な想いが詰まっていた。
インタビュー・文=加藤晃子
世界のすごい選手と戦える数少ないチャンス。試してみたいという気持ちはある
男性向けライフスタイル誌「Safari」などを発行する日之出出版が主催し、プロアスリートのベストドレッサーを発表・表彰する『第5回 Athlete Dresser Award(アスリート ドレッサー アワード)』が10日、都内で行われ、野球界からはソフトバンク・柳田悠岐が選出された。
競技だけでなくファッションやライフスタイルにこだわりを持つ選手を表彰する同賞。競技だけでなく、ファッションでもスポーツ界をリードする柳田に『ベースボールキング』が単独インタビューを実施。来春のWBCや来季について語ってもらった。
【インタビュー①】柳田悠岐が振り返る2016年 「大谷がヤバすぎた」
【インタビュー②】“タイトル”も獲得…柳田悠岐、着こなしへのこだわり
――秋季キャンプはノースローでの調整だったそうですが、右肘の状態はいかがですか?
柳田 もう毎日、筑後のほうにリハビリ行ってやってます。年内は無理する必要ないと思うので。今やれるランニングや、筋力トレーニング、そういう部分をしっかりやって、年明けから自主トレ。グアムとか行くので、そこであげていきたいな思っています。
――痛みとかは感じますか?
柳田 大丈夫です。ただ、ボールはまだ投げていないのでちょっとわからないですけど。これから。もうちょい時間はあるので。
――バットも握っていない?
柳田 バットは振れるんですけど、今は何にもしていないですね。年内は焦らず。野球以外の動きをやっています、今は。
――来春にはWBCがありますが、柳田選手にとってWBCはどういったものですか?
柳田 ファンの人はすごく盛り上がると思いますし、現に大学の時とかWBCめっちゃ見てました。日本の代表として、世界のすごい選手と戦える数少ないチャンスだと思うので、そこで自分の力がどんなもんかっていうのは、試してみたいという気持ちはすごく強いです。そこに選ばれるか選ばれないか、色んなことがあるので、自分ではどうしようもできない部分はありますが。でも、選ばれるように、アピールするチャンスはもうないんですけど、しっかり状態を上げて、2月のキャンプインからいい形で入れるように、今準備したいと思います。
――11月の強化試合はご覧になりましたか?
柳田 秋季キャンプ中で宮崎にいたのですが、放送されない試合もありましたが、実際は疲れ果てて寝ていました。
――強化試合に出場されたチームメイトとは(強化試合について)お話はされました?
柳田 その時は練習がしんどくてそれどころじゃなくて(笑)。「あーそうっすか。こっちの練習にはやくついてきてください」みたいなやりとりをしましたね。
最低3割30本100打点!もう一度「トリプルスリー」も
――今年も糸井選手とグアムで自主トレを実施し、真砂勇介選手と黒瀬健太選手も連れていくようですが、若手二人に期待したいことは?
柳田 きつい練習を盛り上げるような若さを出してほしいと思います。
――きつい練習を乗り切るためには?
柳田 今季は悔しい思いたくさんしたので。特に大谷のボールを見た時に、これ自分の今の力じゃ打てないなと思って。そのことを思い出しながら。打てなかったことを思い出しながらやっています。
――来シーズンに向けた意気込み、目標をお願いします。
柳田 もちろん、チームを優勝に導くっていうのが一番の目標ですけど、そのために自分が働かないとダメだと思っているので。3割30本100打点くらいは最低のノルマにしたい。トリプルスリーもまた達成できるように頑張りたいと思います。
⇒ インタビュー・その1「悔しかった2016年」
⇒ インタビュー・その2「着こなしへのこだわり」