ニュース 2016.12.21. 23:20

カブス上原、WBC出場辞退を表明 移籍1年目「出ないでほしいと…」

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巨人時代の06年に第1回WBCに出場した上原浩治

巨人時代の06年の出場、初代王者に貢献


 来季からカブスでプレーする上原浩治が21日、テレビ朝日系で放送された「報道ステーション」に生出演し、来年3月に開催される「2017 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の出場辞退を表明した。

 巨人時代の2006年、優勝した第1回大会に出場している上原。3大会ぶり2度目のWBC出場が期待されていたが、「すいません、お断りしました」とキッパリ。球団側には出場したい旨を伝えたが、「球団の方から『出ないでほしい』と…。(移籍1年目で)メンバーと一緒に過ごさないと。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と辞退までの経緯を自ら説明した。

 上原は1999年から2008年まで巨人でプレーし、オリオールズに在籍した09年からメジャーでの歩みを始めた。その後レンジャーズに在籍したあと、13年からはレッドソックスで4年間プレー。13年はシーズン途中から抑えを任され、チームをワールドチャンピオンへ導いた。

 今季は故障もあり50試合の登板にとどまったが、守護神・キンブレルへつなぐセットアッパーとして、2勝3敗7セーブ、防御率3.45をマーク。メジャー通算では387試合の登板で、19勝22敗93セーブ、防御率2.53。メジャー9年目となる来季は、今季108年ぶりの世界一に輝いたカブスでプレーすることが決まっている。

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