世界一チームに加入
レッドソックスからFAとなっていた上原浩治が現地時間14日、かねてから合意が伝えられていたシカゴ・カブスと正式に契約。単年600万ドル(約7億円)で新たなシーズンを迎えることになった。
ボストンのブルペンを支えてきた41歳右腕には、マーリンズやヤンキースといった複数球団が興味を示していることが報じられていたが、条件面よりも「優勝を狙えるチームに行きたい」という自身の希望を優先。今季108年ぶりのワールドチャンピオンに輝いたカブスへの入団を決めた。
カブスにはメジャー最速守護神ことアロルディス・チャプマンがいたが、FAでヤンキースへの復帰が決定。連覇へ向けてその穴を補填すべく、経験豊富なベテラン右腕に白羽の矢が立った形だ。
なお、チームは上原の前にも、ロイヤルズでストッパーとして活躍したウェード・デービスを獲得。チャプマンの移籍を感じさせないような豪華ブルペンを整えている。
上原は連覇への使者となれるか。メジャー4球団目となる新天地での活躍に期待したい。