コラム 2015.12.14. 11:00

江川氏、巨人ドラ1・桜井を絶賛「プロでも十分通用する」

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巨人ドラフト1位で入団した桜井俊貴 [Getty images]
 13日の日本テレビ系列「Going! Sports & News」に巨人のドラフト1位桜井俊貴投手(22)と同4位の宇佐見真吾捕手(22)が生出演し、プロ入り前の逸話などを語った。即戦力として期待される2人は何を語ったのか。

 桜井は先月の明治神宮野球大会で1試合18三振(大会最多タイ記録)を奪う偉業を達成。その投球を映像で見た出演者で巨人の大先輩・江川卓氏は「プロでも十分通用する」とお墨付きを与えた。

 「制球力」と「チェンジアップ」に自信を持っていると話した桜井。巨人の先発陣は今季防御率1点台の菅野智之、マイコラスの2人の他に、9勝の高木勇人、さらに復活を期す杉内俊哉、大竹寛など実績投手がそろっている。桜井がローテーションに食い込んでくるようなら来季の巨人は投手王国を築く可能性もありそうだ。

 捕手の宇佐見は大学リーグ戦での自身の逸話を披露。その強肩がリーグ内に知れ渡り、相手チームがまったく盗塁を仕掛けてこなかったという。同じく強肩で知られる小林誠司とのレギュラー争いに1年目から名乗りを挙げられるのか要注目だ。

 目標の選手として同じ右投げ左打ちの阿部慎之助の名前を挙げた宇佐見。今季レギュラー獲得を目指すも70試合出場に終わった小林次第では、開幕から宇佐見がチャンスを得る可能性も十分あるだろう。

 桜井は高校時代に対戦して打ち込まれたという山田哲人(ヤクルト)との対戦を熱望。「リベンジしたい」と語った。さらに先輩・菅野から「一緒に優勝できるよう頑張ろう」とメッセージをもらった桜井は「焦らず頑張りたい」と抱負を語った。また、桜井からアドバイスを求められた江川氏は「ツーシームとフォーシームを使い分けることが(プロでは)重要だ」と説いた。

 番組の最後には2人が来季の目標を発表。桜井は「沢村賞」を、宇佐見は「打点王」をそれぞれ挙げた。今季4年ぶりにリーグ優勝を逃した巨人にとって2人への期待は大きい。1年後に再び番組に呼ばれるような活躍はできるのだろうか。

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