コラム

松井秀喜級? 2年目岡本和真の真価を江川氏が分析

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活躍が期待される巨人の岡本和真(写真は高校時代)

レギュラー取りを視野に入れる2年目


 7日に放送された「Going! Sports &News」(日本テレビ系)で、巨人期待の2年目岡本和真が特集された。岡本は昨年8月に一軍に昇格すると17試合に出場。打率は.214ながら、巨人の高卒ルーキーでは松井秀喜以来となる本塁打を放つなど、1本塁打、4打点、2盗塁と大器の片鱗を見せた。今季は三塁のレギュラー取りも視野に入れる、将来の4番候補だ。

 岡本の打撃について巨人OBで同番組コメンテーターの江川卓氏は、さまざまな角度から分析。木製バット2年目でプロの打撃にまだ対応中だとしながらも、「今季中にクリーンアップを打つ可能性」にも言及した。

 打撃フォームは現在、巨人の臨時コーチを務める松井秀喜氏に似ていると江川氏は注目したが、プロの投手に対応するため、そのスタンスの幅は高校時代より狭く、さらにオープン気味にしたという。江川氏は、その打撃フォームを見て外角のボールへの対応を不安視する言葉も発したが、「打者は10回中7回失敗していいから」とアドバイス。

 打撃練習では低いライナー性の打球が多かったことから、現時点では4、5番というより、俊足ということもあり3番を打つタイプだと分析していた。打球に角度がつけば「今後、4番も大いにあり得る」と江川氏。

 高校時代に通算73発という松井秀喜氏(高校通算60発)をも上回る数字を残した岡本。松井は1年目の57試合11本塁打から2年目はレギュラーに定着し、全130試合に出場し、20本塁打とブレークを果たした。プロ野球史に残る名選手・松井秀喜に近づくのは並大抵のことではなく、2年目でのレギュラー取りも現時点では厳しいといえるだろう。

 巨人の生え抜きで本塁打も打てる打者といえば、過去20年ほどで松井秀喜、高橋由伸、阿部慎之助などの名前が挙がるが、いずれも左打者だ。右打者となると、坂本勇人と大田泰示くらいだ。坂本は6年前に31本塁打を放って以降は、20本の壁を超えられず、大田も伸び悩んでいるのが実情だ。

 巨人軍待望の右の長距離砲へ、今季の岡本はどこまで成長を見せてくれるだろうか。
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