川本光憲
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逆襲の第一歩は“洗車”から 中日・小笠原慎之介の再出発
◆ 「豪快」と「繊細」の両立 再出発のマウンドだった。中日・小笠原慎之介投手(24)が、6月21日のヤクルト戦で先発登板。豪快に、そして繊細に試合を運ん... -
完全試合ならずも10回完封 中日・大野雄大が見せた「一流の落ち着き」
◆ どんな場面でも決まり事は欠かさない 中日・大野雄大が6日の阪神戦(バンテリンドーム)で9回完全投球を演じ、延長10回を投げて被安打1の無失点。サヨナ... -
開幕直後の隔離…中日・小笠原慎之介を支えた「2つのネット」
◆ 隔離中の気分転換 突然の新型コロナウイルス陽性判定を浮け、10日間の隔離生活から復帰への道のり。 中日・小笠原慎之介投手の一軍復帰登板は5月... -
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中日・京田陽太、開眼の2本塁打 陰で支えた19歳右腕と立浪監督と大西コーチ
◆ 「これで喜ぶバカはいない」 打率0割台の中日・京田陽太が1試合2本塁打を放った。 7日に神宮で行われたヤクルト戦。11-3で大勝したチームは... -
「監督の目を見られました」 中日・大野雄大が立浪監督に捧げた本拠地初星
◆ 「きょうは、うれしそうな表情を見られました」 “特別な一勝”を噛みしめていた。 4月1日、広島戦(バンテリンドーム)。先発した大野雄大は8イ... -
プロ野球開幕の陰で…中日・梅津晃大は肘にメスを入れた
◆ 表現しにくい「変な感じ」との戦い 待ちに待ったプロ野球開幕に沸く3月、その陰で病室に閉じこもり、右肘をいたわり、感謝の言葉を口にし、医師に未来を託し... -
「試合で結果を出します」…立浪監督に大見得を切った中日・髙橋宏斗の有言実行
◆ 高卒2年目右腕が見せた圧巻ピッチ 初めての本拠地マウンドで、竜の未来を照らした。 オープン戦最終戦となった3月21日のロッテ戦(バンテリンド... -
中日・大塚晶文投手コーチの“恩人”は立浪和義監督と落合英二ヘッドコーチ
◆ 19年前、中日の一員になった日 6年ぶりの現場復帰となった中日・大塚晶文投手コーチ。今季の仕事場はブルペンだ。 竜でのプレーは2003年の1... -
中日・大野雄大のキャプテン就任で思い出す「6年前のスピーチ」
◆ 立浪ドラゴンズの1年目に人生初の大役 中日・大野雄大が2022年シーズンの投手キャプテンに指名された。 野手部門は大島洋平で、立浪和義新監督... -
移籍を決断した又吉克樹の“置き土産” 後輩に伝えたレジェンド・岩瀬さんの教え
◆ 「嬉しかった」後輩からの頼み 置き土産は、「後継レッスン」だった。 国内FA権の行使を表明していた中日・又吉克樹投手(31)のソフトバンク移... -
残留か、それとも移籍か…中日・又吉克樹と“404発アーチスト”の縁
◆ “ノリさん”からの指摘 国内FA権を取得した中日・又吉克樹投手(31)が、宣言期間スタートの11月29日、権利の行使を表明した。 今後は12... -
「今は3合目あたりです」…復活にかける中日の主将・高橋周平の現在地
◆ 新指揮官が求める「3割・20本」 広島の鈴木誠也と坂倉将吾からはじまり、20番目から巨人の坂本勇人、丸佳浩、岡本和真、そして阪神の大山悠輔と続いて、... -
“ノリ効果”期待のネクストブレイク筆頭株 中日・石川昂弥に漂う開花の気配
◆ 「ノリさん」との出会い 中日の、いや、球界のネクストブレイク筆頭候補と言えるだろう。 現役時代に404発のアーチを架けた中村紀洋打撃コーチに... -
中日・小笠原慎之介が勝ち取った勲章 涙なき初めての規定投球回到達
◆ プロ6年目でついに… 倒れた分だけ、起き上がった。 初の規定投球回達成へ、残り「5回と3分の2」としていた先発・小笠原慎之介。今季最終戦とな... -
ビシエドが中日の“歴代最強助っ人”になった日 今でも鮮明に思い出す6年前の「衝撃弾」
◆ 名実ともに“歴代最強助っ人”へ センター前へ抜けていく打球を見ながら、6年前の衝撃弾を思い出した。 中日のダヤン・ビシエド選手が24日、神宮... -
「鍛えながら整える」…中日・大島洋平が立ち向かう“2つの偉業”
◆ 「1試合、1試合です」 目の前で放たれた2本のヒットに、中日・大島洋平がやり返す。 9月21日の阪神戦(バンテリン)。3年連続最多安打のタイ... -
王貞治さんの“弟弟子” 「12番目の男」渡辺勝が竜の救世主になる!
◆ 「僕は荒川さんありき」 「12番目の男」──。 一本足打法で投手に挑む球界の絶滅危惧種が、竜の連敗を止めた。 8月17日の広島戦... -
中日に欠かせない「もの言う兄貴分」 記者は三ツ俣大樹の早期復帰を願う
◆ 主将を奮い立たせる厳しい言葉 どの組織でも同じだろう。ついた肩書の分だけ、ポストの重さだけ、直言する周囲の人間は減る。 中日・三ツ俣大樹は、... -
「ドラゴンズロード」にあふれるファンの愛 木下雄介さんにかけられた金メダル
◆ 胸に輝く「金メダル」 日に日に、付箋は増えていった。 名古屋市営地下鉄・ナゴヤドーム前矢田駅の地下道「ドラゴンズロード」。ここには選手・首脳... -
同じ「98年ドラフト組」 松坂大輔の引退発表日にアーチを架けた福留孝介
◆ 同じ「1998年のドラフト組」 7月7日、西武・松坂大輔の引退が発表された。 「お疲れ様でした、という言葉しか浮かびませんでした」...