○ 西武 6 － 3 ソフトバンク ●
＜22回戦・西武ドーム＞

　西武が首位・ソフトバンクに快勝。ドラフト1位ルーキー・森友哉が、打っては豪快な5号3ラン。守っても盗塁を阻止するなど4投手を巧にリードし、チームを勝利に導いた。

　森は2回、二死から先制点の足がかりとなる二塁打を放つと、2－0で迎えた4回は無死一、三塁から、ソフトバンク先発・中田が投じたインコースに入ってくるスライダーを豪快にライトポール際に運んだ。

　森は守っても、先発・牧田を好リード。7回には、振り逃げで許した走者を三振ゲッツーに仕留めるなど、守備でも存在感を発揮した。

　猛打賞の秋山とともにお立ち台に上がった森は「犠牲フライでもいいという気持ちで打席に入った。切れるからと思ったけど、詰まり気味なのが良かっです」と豪快な一発を分析。守備については「ベンチではいつも（捕手の）銀仁朗さんや岡田さんにアドバイスをもらってます。スタメンの機会が増えて毎日勉強です」と語り、集まったファンの声援に笑顔で応えた。