ニュース 2014.09.23. 18:06

星野監督の親心に応えた松井裕樹 プロ最多130球の熱投で鷹狩り4勝目!

● ソフトバンク 2-3 楽天 ○
<21回戦 ヤフオクドーム>

 9月絶好調の楽天が敵地での接戦をモノにし、今シーズン最多となる月間13勝目をマークした。先発のドラフト1位ルーキー・松井裕樹が4勝目。プロ最長の8回、同じく最多の130球で強力ソフトバンク打線を2失点に抑える力投を見せた。

 松井は立ち上がりからテンポ良く、3回に先頭の松田に一発こそ浴びたものの安打はその1本で、課題としている四球もなく4回までは順調に進む。5回からは一転、毎回ランナーを背負う苦しい展開となり、この日もセットポジションの投球から悪癖である四球を与えてしまうが、なんとか踏ん張ってみせた。

 3-1と楽天2点リードで8回へ。継投に入るかと思われたが、7回まで102球を投げていた松井が続投。プロでは初体験となる8回のマウンドで、先頭の9番鶴岡と1番中村の連打で無死一三塁とされると、今宮に犠飛を許し、ついに1点差に。それでも楽天ベンチは全く動く気配なし。星野監督はじっとマウンドの松井を見つめる。目先の勝利よりも、これからチームを背負う若き左腕に試練を与え、自らの力で乗り越えさせようとした。

 一死一塁から3番の内川に安打を浴び、一死一三塁。安打が出れば同点、長打が出れば逆転という場面で4番、5番を迎える。この時点で球数は123球を数えていたが、松井は最後の力を振り絞り、李大浩を内角直球で二飛に仕留めると、柳田は外角の直球で空振りの三振。監督の心意気に見事に応えて見せた。

 試合は9回をファルケンボーグが締め、楽天が3-2で勝利を収めた。3・4月の12勝を上回る今月13勝目(5敗)。一気に勝ち越し8つと驚異的な巻き返しを見せ、まだまだ諦めないCS圏内3位・日本ハムとの差を6.5ゲームとした。

 一方の首位・ソフトバンクは大隣が7回128球3失点と力投を見せたが、今日も打線が奮わず。マジック点灯もお預けとなった。
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