ナ・リーグ 地区シリーズ第2戦 展望
エンゼルス ― ロイヤルズ ☆
<現地時間10月3日 エンゼル・スタジアム>
青木の神業キャッチをはじめ、数々のスーパープレーで失点を防ぎ、耐えてしのいだ末に延長戦で勝利を収めたロイヤルズ。とにかくしぶとい試合運びで毎日タフな戦いになってはいるが、これでワイルドカードから2試合続けての延長勝ち。29年ぶりのプレーオフで好スタートを切った。
ロイヤルズの明日の先発は23歳のベンチュラ。デビューは昨年であるが、ルーキー扱いとなる右腕は今シーズン大ブレイク。常時97、8マイル(156~8キロ)を計測する速球を武器にエースのシールズに並ぶ14勝(10敗)を挙げた。しかし、一発勝負のワイルドカードゲームでは中継ぎとしてシールズのあとの2番手で登場し、モスに2ランを浴びた。アウト一つを奪ったのみで13球しか投じていないとはいえ、そこから中2日での先発。不安が残る。
対するエンゼルスは5つの四球をもらいながらもチャンスを活かせなかった。好守に阻まれたというところもあるが、あと1本が出なかったのは初戦の堅さによる部分も少なからずあっただろう。しかし、もうそんなことは言っていられない。明日負ければ王手をかけられた状態で、29年ぶりのプレーオフに沸くロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムに乗り込まなければならなくなってしまう。それだけは阻止したいところだ。
連敗阻止を託すのは、ヒゲが特徴的な右腕・シューメーカー。ベンチュラと同じく、デビューは昨年ながらもルーキー扱いとなる27歳のオールド・ルーキーは今シーズン誰もが予想だにしなかった快投を見せ、16勝(4敗)をマーク。開幕直後にマイナー落ちを経験しながらも、5月にメジャー復帰を果たすとそこから16個もの白星を積み上げた。
ただし、ロイヤルズ戦は2試合で白星なしの1敗。現地時間6月27日の試合では、敵地ながら今シーズンワーストの8失点でKOされている。ちなみに青木はシューメーカーから3打数で1安打を放った。
勢いのままロイヤルズが王手をかけるか、エンゼルスがメジャー最高勝率の意地を見せて立ちはだかるか。注目の2戦目は現地時間10月3日午後9時30分(日本時間10月4日午前10時37分)、プレイボール。
エンゼルス ― ロイヤルズ ☆
<現地時間10月3日 エンゼル・スタジアム>
青木の神業キャッチをはじめ、数々のスーパープレーで失点を防ぎ、耐えてしのいだ末に延長戦で勝利を収めたロイヤルズ。とにかくしぶとい試合運びで毎日タフな戦いになってはいるが、これでワイルドカードから2試合続けての延長勝ち。29年ぶりのプレーオフで好スタートを切った。
ロイヤルズの明日の先発は23歳のベンチュラ。デビューは昨年であるが、ルーキー扱いとなる右腕は今シーズン大ブレイク。常時97、8マイル(156~8キロ)を計測する速球を武器にエースのシールズに並ぶ14勝(10敗)を挙げた。しかし、一発勝負のワイルドカードゲームでは中継ぎとしてシールズのあとの2番手で登場し、モスに2ランを浴びた。アウト一つを奪ったのみで13球しか投じていないとはいえ、そこから中2日での先発。不安が残る。
対するエンゼルスは5つの四球をもらいながらもチャンスを活かせなかった。好守に阻まれたというところもあるが、あと1本が出なかったのは初戦の堅さによる部分も少なからずあっただろう。しかし、もうそんなことは言っていられない。明日負ければ王手をかけられた状態で、29年ぶりのプレーオフに沸くロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムに乗り込まなければならなくなってしまう。それだけは阻止したいところだ。
連敗阻止を託すのは、ヒゲが特徴的な右腕・シューメーカー。ベンチュラと同じく、デビューは昨年ながらもルーキー扱いとなる27歳のオールド・ルーキーは今シーズン誰もが予想だにしなかった快投を見せ、16勝(4敗)をマーク。開幕直後にマイナー落ちを経験しながらも、5月にメジャー復帰を果たすとそこから16個もの白星を積み上げた。
ただし、ロイヤルズ戦は2試合で白星なしの1敗。現地時間6月27日の試合では、敵地ながら今シーズンワーストの8失点でKOされている。ちなみに青木はシューメーカーから3打数で1安打を放った。
勢いのままロイヤルズが王手をかけるか、エンゼルスがメジャー最高勝率の意地を見せて立ちはだかるか。注目の2戦目は現地時間10月3日午後9時30分(日本時間10月4日午前10時37分)、プレイボール。