ニュース 2014.09.18. 18:51

エンゼルス5年ぶりの地区優勝!今季メジャー最多95勝目で決めた!

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5年ぶりに地区優勝を果たしたエンゼルスのトラウト選手(左)とソーシア監督(右) [Getty Images]
○ エンゼルス 5-0 マリナーズ ●
<現地時間17日 エンゼル・スタジアム>

 ア・リーグ西地区所属のロサンゼルス・エンゼルスが現地時間17日、本拠地でのマリナーズ戦に5-0で勝利。その後、同時刻に開始したオークランドでの試合で、2位のアスレチックスがレンジャーズに敗れたため、エンゼルスが2009年以来5年ぶりの地区優勝に輝いた。

 試合は今季12勝(9敗)を挙げている左腕のウィルソンがマリナーズ打線を7回1安打に封じ、打線も7回に8番クロンの3ランなどで5点を援護。ウィルソンの後を継いだスミス、ストリートの防御率1点台コンビが、8回と9回を3人で斬り、危なげなく勝利。4年間ぶりの地区優勝を決めた。


 現在95勝を挙げており、これはメジャー30球団でトップの勝利数。2008年以来の年間100勝へ、残り10試合。5割で行っても100勝に到達する。

 今シーズンのエンゼルスを支えたのは攻撃陣。昨シーズン不振に苦しんだ主砲・プホルスが打率.272、26本、98打点と復調。加えてチームの顔になりつつあるトラウトもキャリアハイとなる34本塁打、リーグトップの107打点を叩き出し、メジャー30球団トップの得点を誇る強力打線を支えた。

 投手陣も強力で、2012年に20勝を挙げて最多勝に輝いたウィーバーが今シーズンも17勝(8敗)をマーク。オリオールズのチェンらを抑えて現在最多勝争いのトップに君臨している。さらに昨年9月にメジャーデビューを果たしたシューメーカーが16勝(4敗)と大ブレイクを果たすと、リチャーズと今日先発のウィルソンが13勝でそれに続き、4人で59勝という豪華先発陣を形成している。

 1997年~2001年に長谷川滋利氏が、2010年には松井秀喜氏が、2011年~2012年には現・横浜DeNAベイスターズの高橋尚成投手が所属した日本でも馴染みあるチームが、5年ぶりにプレーオフの舞台に帰ってくる。

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