ヤンキースのイチロー選手が20年間継続している偉大な記録がピンチを迎えている。
イチローは現地時間17日のレイズ戦に先発出場したが、4打数ノーヒットで3試合ぶりに無安打で終わっている。この試合が終了した時点で、134試合に出場、92安打というのがイチローの今季成績だ。現在、151試合を消化したヤンキースの残り試合数は11。ここまで92安打を放っているイチローだが、このペースで行くと年間安打数は98~99本。先発出場が確約されていない現状だと、100安打に届かない可能性が高くなってきた。
イチローはメジャー移籍から13年連続、日本時代も含めると20年連続で年間100安打以上を記録している。2001年から10年連続200安打という金字塔を打ち立てたこともあり、年間100安打に注目が集まることはなかった。だが、実はこの数字、張本勲氏と並んで日本歴代2位タイの大記録。もし、イチローが今季も100安打以上を記録すれば、王貞治氏が持つ21年連続100安打の日本記録に並ぶことになる。
メジャーでは、通算安打4256本のメジャー記録を持っているピート・ローズ氏が23年連続100安打を記録しているものの、20年連続を他に達成しているのはタイ・カッブ氏やハンク・アーロン氏など4人のみ。(1900年以降の選手が対象。)1位のローズ氏を入れても、20年間に渡って年間100安打を記録しているのは、わずか5人しか存在していない。この記録は、コンスタントに安打を放つ技術力だけでなく、試合に出場し続ける身体的な強さも求められる。達成人数の少なさが、記録の難易度を表している。
イチローのメジャーの通算安打数は歴代48位の2834安打(9月17日現在))。3000本安打まで、あと166本に迫っている。イチローには今季100安打を達成し、来季は22年連続の日本新記録、そしてメジャー3000本安打の達成を期待したい。残りの11試合。ヤ軍ジラルディ監督が、スタメンリストに「Ichiro Suzuki」と書き込む回数が1試合でも多くなることを祈るばかりである。
イチローは現地時間17日のレイズ戦に先発出場したが、4打数ノーヒットで3試合ぶりに無安打で終わっている。この試合が終了した時点で、134試合に出場、92安打というのがイチローの今季成績だ。現在、151試合を消化したヤンキースの残り試合数は11。ここまで92安打を放っているイチローだが、このペースで行くと年間安打数は98~99本。先発出場が確約されていない現状だと、100安打に届かない可能性が高くなってきた。
イチローはメジャー移籍から13年連続、日本時代も含めると20年連続で年間100安打以上を記録している。2001年から10年連続200安打という金字塔を打ち立てたこともあり、年間100安打に注目が集まることはなかった。だが、実はこの数字、張本勲氏と並んで日本歴代2位タイの大記録。もし、イチローが今季も100安打以上を記録すれば、王貞治氏が持つ21年連続100安打の日本記録に並ぶことになる。
メジャーでは、通算安打4256本のメジャー記録を持っているピート・ローズ氏が23年連続100安打を記録しているものの、20年連続を他に達成しているのはタイ・カッブ氏やハンク・アーロン氏など4人のみ。(1900年以降の選手が対象。)1位のローズ氏を入れても、20年間に渡って年間100安打を記録しているのは、わずか5人しか存在していない。この記録は、コンスタントに安打を放つ技術力だけでなく、試合に出場し続ける身体的な強さも求められる。達成人数の少なさが、記録の難易度を表している。
イチローのメジャーの通算安打数は歴代48位の2834安打(9月17日現在))。3000本安打まで、あと166本に迫っている。イチローには今季100安打を達成し、来季は22年連続の日本新記録、そしてメジャー3000本安打の達成を期待したい。残りの11試合。ヤ軍ジラルディ監督が、スタメンリストに「Ichiro Suzuki」と書き込む回数が1試合でも多くなることを祈るばかりである。