ニュース 2014.09.17. 16:42

上原、オリオールズの地区優勝を祝福! 古巣の優勝は「嬉しいですよ」

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オリオールズ時代の上原浩治投手(左は現在もオリオールズの監督を務めるB・ショーウォルター監督) [Getty Images]
 現地時間16日にア・リーグ東地区で17年ぶりの優勝を果たしたオリオールズ。かつて同球団に所属していたレッドソックス上原浩治投手が、自身のツイッターで古巣を祝福するメッセージを送った。

 上原はパイレーツ戦で三者連続三振を奪うなど1回無失点の好投を見せ、その夜に自身の登板をツイッターで報告。さらに「オリオールズ、おめでとうございます!!」と古巣を祝福すると、元在籍チームの優勝はうれしいか、悔しいかというファンからの質問には「嬉しいですよ」と回答し、メジャーで最初に在籍した古巣への愛着を見せた。

 また、オリオールズについて「日本で知られてないだけで、素晴らしい選手がたくさんいます。」「ドラフトの恩恵かな…」と強さの要因をコメントした。

 上原は2008年のシーズンオフにFA権を行使してのメジャー挑戦を表明。2009年1月にオリオールズと2年契約を結び、開幕から先発ローテーションの一角としてメジャー人生をスタートさせた。しかし、度重なるケガにより、同年は先発で12試合に登板、2勝4敗、防御率4.05と満足のいく成績を残せず。翌2010年は再起が期待されたが、開幕前から故障が相次ぎ、5月にメジャー復帰してからはリリーフで起用された。

 同年6月頃から安定した投球を取り戻した上原は、徐々にブルペンでの存在感を増していく。そして、オリオールズのクローザーを任されるのだが、その時、上原を守護神に抜擢したのが、現オリオールズ監督のB・ショーウォルターである。今になって考えると、この時のリリーフ転向、そして守護神への抜擢が、後に“世界一”クローザーへと登り詰める礎になったと言えるかもしれない。

 リリーフとして高い評価を受けた上原は、オリオールズと契約を延長。レンジャーズへトレード移籍するまで2年半の間、オリオールズで活躍を続けた。今季でメジャー6シーズン目を迎えている上原だが、そのメジャー人生で最も長い時間を過ごしたのがボルティモア・オリオールズである。そして、上原がメジャーで最も挫折と苦労を味わったのもオリオールズだ。現在はレッドソックスに在籍する上原とは同地区のライバル球団にあたる。しかし、上原にとって、オリオールズの優勝は感慨深いものがあったことだろう。

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