現地時間10月13日、ロイヤルズとオリオールズによるアメリカン・リーグの優勝決定シリーズ第3戦は、午後から降り続いた雨と、夜になっても回復が見込めないとの予報を受け、中止となった。
灰色の雲と、降りやまない雨。29年ぶりのチャンピオンシップシリーズに沸いているはずのロイヤルズの本拠地、カウフマン・スタジアムにもたらされたのは静寂。文字通り、盛り上がりに“水を差された”格好となった。
MLB機構のピーター・ウッドフォーク氏は「とても残念ではあるが、我々は9回を完了する見込みのもと試合を行う必要があり、選手もファンも危険のないドライなコンディションで試合をすることが望ましい」とし、「カンザス・シティにとっても、MLBにとっても大きな一日ではあるが、明日に延期しなければならないだろう」と発表した。
今季、ロイヤルズは実に29年ぶりのプレーオフ進出を果たし、ここまでワイルドカードゲームから6連勝と勢いに乗っている。特にホームでの声援はチームを大きく後押ししており、ワイルドカードゲームで土壇場の9回、同点犠飛を放った青木は「熱い声援のおかげ。あれでホントやらなきゃいけないと思った」と振り返っている。10月に野球が見られる喜びを噛み締める本拠地のファンはロイヤルズにとってまさに“10人目の選手”で、これほど心強い存在はいない。1日お預けを食らった形にはなったが、明日のカウフマン・スタジアムには大歓声がこだましていることだろう。
4勝で勝ち抜けのリーグ優勝決定シリーズ、明日からの3試合中2つ取ればロイヤルズは本拠地で歓喜の瞬間を迎えることができる。この雨がもたらしたのは“歓喜”の前の静けさか、はたまたこれから起こる“嵐”の前の静けさか…。明日に順延となった第3戦は、ロイヤルズがガスリー、オリオールズは元中日・チェンの先発で現地時間午後8時(日本時間9時7分)、プレイボール。
灰色の雲と、降りやまない雨。29年ぶりのチャンピオンシップシリーズに沸いているはずのロイヤルズの本拠地、カウフマン・スタジアムにもたらされたのは静寂。文字通り、盛り上がりに“水を差された”格好となった。
MLB機構のピーター・ウッドフォーク氏は「とても残念ではあるが、我々は9回を完了する見込みのもと試合を行う必要があり、選手もファンも危険のないドライなコンディションで試合をすることが望ましい」とし、「カンザス・シティにとっても、MLBにとっても大きな一日ではあるが、明日に延期しなければならないだろう」と発表した。
今季、ロイヤルズは実に29年ぶりのプレーオフ進出を果たし、ここまでワイルドカードゲームから6連勝と勢いに乗っている。特にホームでの声援はチームを大きく後押ししており、ワイルドカードゲームで土壇場の9回、同点犠飛を放った青木は「熱い声援のおかげ。あれでホントやらなきゃいけないと思った」と振り返っている。10月に野球が見られる喜びを噛み締める本拠地のファンはロイヤルズにとってまさに“10人目の選手”で、これほど心強い存在はいない。1日お預けを食らった形にはなったが、明日のカウフマン・スタジアムには大歓声がこだましていることだろう。
4勝で勝ち抜けのリーグ優勝決定シリーズ、明日からの3試合中2つ取ればロイヤルズは本拠地で歓喜の瞬間を迎えることができる。この雨がもたらしたのは“歓喜”の前の静けさか、はたまたこれから起こる“嵐”の前の静けさか…。明日に順延となった第3戦は、ロイヤルズがガスリー、オリオールズは元中日・チェンの先発で現地時間午後8時(日本時間9時7分)、プレイボール。