楽天は14日、今季限りで退任した星野仙一監督の後任として、大久保博元二軍監督を一軍監督に昇格させることを発表した。

　デーブ大久保新監督は、12年に楽天の一軍打撃コーチ、13年からは二軍監督を務めた。今季は星野仙一監督が休養の間、監督代行を務め、7月2日から23日までの17試合で指揮を執り、8勝9敗の成績を残している。

　楽天は昨季、球団初となる日本一に輝いたが、今季は4年ぶりに最下位に沈んだ。星野前監督は退任セレモニーで「思いきって最下位から、皆さんを喜ばそう」と語ったが、大久保新監督は1年目から楽天ファンを喜ばせるような結果を残すことができるのだろうか。その手腕に注目が集まる。

　また楽天は同日、佐藤義則一軍投手コーチ、三輪隆一軍バッテリーコーチ、鈴木康友一軍内野守備走塁コーチと来季の契約を結ばないことを発表した。