ナ・リーグ優勝決定シリーズ 第5戦
☆☆☆ ジャイアンツ - カージナルス ☆
<現地時間10月16日 AT&Tパーク>
ジャイアンツが本拠地で連勝、ついにリーグ優勝に王手をかけた。ワイルドカード2位からの下克上を狙うチームは過去4年間で2度世界一になった短期決戦巧者ぶりを発揮し、あれよあれよと言う間にここまで勝ち進んだ。
立役者は3番のポージー。2012年のリーグMVP男も過去2度のプレーオフでは.244(119-29)と苦手としているところであったが、今季はここまで9試合で.333(39-13)、5打点。チームを牽引している。
ポージーは第4戦でも2安打3打点の活躍。これにより自身のポストシーズン通算打点を19とし、球団記録であるバリー・ボンズの21まであと2打点に迫った。ちょうど第4戦ではサンドバルがポストシーズン22試合連続出塁の球団新記録を作り、ボンズ越えを果たしたところであるが、明日も球団記録更新に期待ができる。また、それが叶った時には、チャンピオンリングが手の届くところにまで迫っていることだろう。明日はポージーの打席に注目だ。
明日はバムガーナーとウェインライトのエース対決。第1戦ではバムガーナーが8回途中4安打無失点の好投を見せ、勝利している。得意の敵地ではなく本拠地での登板となるが、チームを優勝へと導く投球ができるだろうか。
対するウェインライトは地区シリーズ初戦、そして優勝決定シリーズ初戦と、プレーオフに来てらしくない投球が続いている。今季20勝を挙げ、1試合平均7イニングを投げたエースが2試合で9イニングに留まり、自責点は8。2011年にトミー・ジョン手術を経験しており、ここに来て肘に対する不安が指摘されているウェインライトであるが、本人は「全く問題ない」と一蹴した。エースとして、3連敗は許されない。この土壇場で真価を発揮できるか。
もしこのままジャイアンツが勝ち上がると、今年のワールドシリーズはワイルドカード同士の対戦となる。実現すると2002年のエンゼルス-ジャイアンツ以来、メジャー史上2度目のこと。2002年というとジャイアンツに新庄剛志が在籍していて、日本人として初めてのワールドシリーズ出場を果たした年である。ちなみにこの時は4勝3敗でア・リーグのエンゼルスが世界一に輝いた。
ジャイアンツが2年ぶりの優勝を決めるか、昨年王者のカージナルスが踏みとどまるか。第5戦は現地時間10月16日午後8時(日本時間10月17日午前9時7分)、プレイボール。
☆☆☆ ジャイアンツ - カージナルス ☆
<現地時間10月16日 AT&Tパーク>
ジャイアンツが本拠地で連勝、ついにリーグ優勝に王手をかけた。ワイルドカード2位からの下克上を狙うチームは過去4年間で2度世界一になった短期決戦巧者ぶりを発揮し、あれよあれよと言う間にここまで勝ち進んだ。
立役者は3番のポージー。2012年のリーグMVP男も過去2度のプレーオフでは.244(119-29)と苦手としているところであったが、今季はここまで9試合で.333(39-13)、5打点。チームを牽引している。
ポージーは第4戦でも2安打3打点の活躍。これにより自身のポストシーズン通算打点を19とし、球団記録であるバリー・ボンズの21まであと2打点に迫った。ちょうど第4戦ではサンドバルがポストシーズン22試合連続出塁の球団新記録を作り、ボンズ越えを果たしたところであるが、明日も球団記録更新に期待ができる。また、それが叶った時には、チャンピオンリングが手の届くところにまで迫っていることだろう。明日はポージーの打席に注目だ。
明日はバムガーナーとウェインライトのエース対決。第1戦ではバムガーナーが8回途中4安打無失点の好投を見せ、勝利している。得意の敵地ではなく本拠地での登板となるが、チームを優勝へと導く投球ができるだろうか。
対するウェインライトは地区シリーズ初戦、そして優勝決定シリーズ初戦と、プレーオフに来てらしくない投球が続いている。今季20勝を挙げ、1試合平均7イニングを投げたエースが2試合で9イニングに留まり、自責点は8。2011年にトミー・ジョン手術を経験しており、ここに来て肘に対する不安が指摘されているウェインライトであるが、本人は「全く問題ない」と一蹴した。エースとして、3連敗は許されない。この土壇場で真価を発揮できるか。
もしこのままジャイアンツが勝ち上がると、今年のワールドシリーズはワイルドカード同士の対戦となる。実現すると2002年のエンゼルス-ジャイアンツ以来、メジャー史上2度目のこと。2002年というとジャイアンツに新庄剛志が在籍していて、日本人として初めてのワールドシリーズ出場を果たした年である。ちなみにこの時は4勝3敗でア・リーグのエンゼルスが世界一に輝いた。
ジャイアンツが2年ぶりの優勝を決めるか、昨年王者のカージナルスが踏みとどまるか。第5戦は現地時間10月16日午後8時(日本時間10月17日午前9時7分)、プレイボール。