CSファイナルステージ第2戦
● 巨人 2 － 5 阪神 ○
＜10月16日　東京ドーム＞

　阪神がファーストステージからの勢いそのままに巨人を5－2で撃破。連勝でシリーズをリードする立場に立った。

　立ち上がりから飛ばし、150キロを連発する巨人先発の沢村を攻めあぐねた序盤であったが、3回に上本が先制適時打を放つと、続く鳥谷も2試合連続となる適時打を放って2点を先制。5回には沢村が上本への危険球で退場。代わった久保から鳥谷が2打席連続の適時打を放ち、とどめは5番マートンの2点適時打。中軸の集中打で5点を挙げた。

　援護を受けた岩田は危なげないピッチングを披露。7回に井端に許した2ランの2点のみに抑え、8回を福原、高宮の2人で乗り切り、9回は守護神・呉昇桓が締めた。

　阪神はこの日も救援陣の失点が0。ファーストステージから9イニング連続無失点を継続した。鉄壁の救援陣の存在が快進撃を支えている。

　対する巨人は打線に勢いなく、本塁打による得点のみ。まさかの連敗でアドバンテージを失い、苦しい立場となった。