ソフトバンクの来季監督候補として名前が挙がっている野球解説者の工藤公康氏が、テレビ朝日系『報道ステーション』のスポーツコーナーに出演した。

　コーナー冒頭で同番組メインキャスター古舘伊知郎氏から次期監督報道があることについて指摘を受けると、「名前を挙げて頂いていることは有難いです。」と否定も肯定もしないコメント。古館キャスターが粘り強くコメントを引き出そうとするが、工藤氏は必要以上な発言を避けようとしているかのように、終始苦笑いを浮かべながら「ええ」「いや」「まぁ」とコメントを避けていた。

　お決まりのパターンでは「何も決まってません」や「まだ正式なオファーはないです」というコメントが発せられそうだが、そういう類の発言は一切なし。視聴者目線では、どこか思わせぶりな表情に見えた工藤氏の対応。すでにソフトバンク来季監督就任を受諾しているのか、それとも打診があったレベルなのか。生放送で全く否定しなかった姿を見ると、少なくとも交渉はしている段階にありそうな気配だが、はたして真実は……。