ワールドシリーズ第6戦
ロイヤルズ － ジャイアンツ
＜現地時間10月28日　カウフマン・スタジアム＞

　ロイヤルズ青木宣親が現地時間28日、4試合ぶりにスタメン復帰したジャイアンツとのワールドシリーズ（WS）第6戦で、2回に同シリーズ初安打となる貴重なタイムリーヒットを放った。

　「2番・右翼」で第2戦以来となるスタメンに名を連ねた青木。初回の打席はジャイアンツ先発・ピービのインコース攻めに屈し中途半端な空振り三振に倒れたが、1－0で迎えた2回の打席では、一死満塁でキッチリと三遊間を破るタイムリーヒットを放ち、ワールドシリーズ10打席目にしてようやく初ヒット。さらに初打点をマークした。

　青木のタイムリーで2点目を加えたロイヤルズは、続くケーン、ホズマー、バトラーと青木からの4者連続タイムリーで、2回だけで一挙7得点。2勝3敗と負ければ終わりの大一番で、不調だった青木のバットが打線に火を付けた。

　序盤で大量リードを奪ったロイヤルズは、この試合に勝利すれば、29年ぶりとなる世界一の可能性を明日の第7戦に持ち込むことができる。

【青木のワールドシリーズ成績】
第1戦：4打数0安打　※「2番・右翼」でスタメン
第2戦：3打数0安打　※「2番・右翼」でスタメン
第3戦：出場なし
第4戦：1打数0安打　※6回に代打で登場も併殺打
第5戦：守備のみの出場