14年のプロ野球は、ソフトバンクが3年ぶりの日本一を達成し幕を閉じた。あれから10日が過ぎ、14年シーズンのプロ野球を振り返ると、史上初となる珍しい記録が誕生した年でもあった。それは、1シーズンに4人の投手が1球勝利を達成したことだ。しかも、そのうち2人がプロ初勝利を手にしている。
今季の1球勝利第1号は、6月15日の楽天戦(コボスタ宮城)に登板した巨人の土田瑞起。土田は、1点ビハインドの8回二死二塁から登板。藤田一也を初球のスライダーで一ゴロに仕留めると、直後に味方打線が3点を挙げ逆転。土田は育成出身では初となる1球勝利で、うれしいプロ初白星を手にした。
土田と同じく、わずか1球でプロ初勝利を挙げたのが、8月30日のソフトバンク戦(コボスタ宮城)で、プロ初登板を果たした楽天のルーキー・横山貴明。横山は、同点の7回二死二塁の場面でマウンドへ。緊張のプロ第1球は、今宮健太に捕らえられ、勝ち越し打を浴びた。だが、今宮は二塁で憤死。その裏、打線が8安打で8得点を奪い逆転に成功。史上初となるプロ初登板での1球勝利投手となった。
その他には、7月22日の巨人戦(甲子園)での阪神・金田和之。9月9日の西武戦(QVCマリン)では、ロッテの益田直也が1球勝利を挙げている。来季は何人の投手が、幸運な勝利を手にすることができるだろうか。
14年6月15日 対楽天(コボスタ宮城)
金田和之(阪神)
14年7月22日 対巨人(甲子園)
横山貴明(楽天)
14年8月30日 対ソフトバンク(コボスタ宮城)
益田直也(ロッテ)
14年9月9日 対西武(QVCマリン)
今季の1球勝利第1号は、6月15日の楽天戦(コボスタ宮城)に登板した巨人の土田瑞起。土田は、1点ビハインドの8回二死二塁から登板。藤田一也を初球のスライダーで一ゴロに仕留めると、直後に味方打線が3点を挙げ逆転。土田は育成出身では初となる1球勝利で、うれしいプロ初白星を手にした。
土田と同じく、わずか1球でプロ初勝利を挙げたのが、8月30日のソフトバンク戦(コボスタ宮城)で、プロ初登板を果たした楽天のルーキー・横山貴明。横山は、同点の7回二死二塁の場面でマウンドへ。緊張のプロ第1球は、今宮健太に捕らえられ、勝ち越し打を浴びた。だが、今宮は二塁で憤死。その裏、打線が8安打で8得点を奪い逆転に成功。史上初となるプロ初登板での1球勝利投手となった。
その他には、7月22日の巨人戦(甲子園)での阪神・金田和之。9月9日の西武戦(QVCマリン)では、ロッテの益田直也が1球勝利を挙げている。来季は何人の投手が、幸運な勝利を手にすることができるだろうか。
今季1球勝利を達成した投手一覧
土田瑞起(巨人)14年6月15日 対楽天(コボスタ宮城)
金田和之(阪神)
14年7月22日 対巨人(甲子園)
横山貴明(楽天)
14年8月30日 対ソフトバンク(コボスタ宮城)
益田直也(ロッテ)
14年9月9日 対西武(QVCマリン)